どうもルーシーです。
今回で連続投稿最終日！
最後は「幻壊(幻刃)」の紹介をしたいと思います！
最後までよろしくお願いいたします！
【幻壊（幻刃）】
「幻壊」、「幻刃」はともに幻竜族で構成されておりフィールド魔法を扱いつつ非常にパワフルなモンスターたちなのが特徴的です。
複数のフィールド魔法を扱うためやや難しい動きはしますが、使いこなせばフュージョンモンスターも有しているためかなり強めな動きをすることができます。
今まではフィールド魔法を回収する手段が乏しかったですが今回でそこらへんも改善されており、さらには装備魔法も２種登場したのはかなりの強化だと思います。
また扱いやすい罠カードの登場にも注目です！
エースモンスター
既存カードのエースカードであるフュージョンモンスターの《夢幻刃龍ビルドリム》、マキシマムモンスターの《幻竜重騎ウォームＥｘカベーター》に加え、今回のパックから新規に登場した《幻壊爆竜デンジャラス・バクハムート》と《幻壊爆僚ワーニング・ヘビー・ショック》が加わりますね。
フュージョン・効果モンスター
星９/炎属性/幻竜族/攻3000/守2500
「幻壊竜バクハムート」＋「幻壊兵ヘル・メット」
【条件】なし
【効果】自分フィールドの表側表示のカード１枚と相手フィールドのモンスター１～２体を選ぶ。選んだカードを破壊する。その後、［この効果で破壊した相手フィールドのモンスターの数］×５００ダメージを相手に与える。
《幻壊爆竜デンジャラス・バクハムート》は後述する素材となる《幻壊竜バクハムート》とともにフィールド魔法を必要としているため相性もかなり良いですね。
このカードは条件もなく手札消費をすることもないので相手のモンスターをレベル関係なく破壊できるのは非常に心強いですね。
ダメージも500～1000ダメージとなるので侮れません。
フュージョン・効果モンスター
星９/炎属性/幻竜族/攻2600/守1700
「幻壊兵トビー・ショック」＋「幻壊兵ヘル・メット」
【条件】なし
【効果】自分の墓地のモンスター（レベル８以上／幻竜族）と「フュージョン」をそれぞれ１枚まで選んで手札に加える。その後、自分フィールドのカード１枚を選んで破壊する。
一方で《幻壊爆僚ワーニング・ヘビー・ショック》は次のターン以降、あるいは追加でさらにフュージョン召喚するのに強いカードとなっています。
追加で自分のカードを破壊してしまうので、適当なカードを破壊したいところですね。
ただこちらは《幻壊大鎧戸》で実質ノーコストで使うこともできるので使うのであれば両方とも採用したいところですね。
《トレード・イン》とも相性が非常に良いカードとなっていますね。
元々幻竜族はレベル８が多いため採用したいカードでしたが、このカードはレベル8の幻竜族をサルベージすることができるのでこのカードと合わせて手札を入れ替えていくことが可能です。
最上級モンスター
既存の《幻刃天竜ガントリー・ドラゴン》と《幻刃竜ビルド・ドラゴン》に加えて、《幻壊竜バクハムート》が加わることになりますね。
効果モンスター
星８/炎属性/幻竜族/攻2500/守2000
【条件】自分または相手のフィールドゾーンにカードがある場合、モンスター（幻竜族）を含む手札２枚を墓地へ送って発動できる。
【効果】相手フィールドの表側表示モンスター（レベル８以下）を全て破壊する。その後、［この効果で破棄した相手フィールドのモンスターの数］×３００ダメージを相手に与える。
このカードは幻竜族を含む手札２枚を墓地に送ることによって相手のレベル８以下のモンスターを全て破壊することができますね。
ダメージも与えることができますが、気がかりなのはやはり必要な枚数でしょう。
普通に使う場合アドバンス召喚するためのカードと手札から捨てるためのカード、さらにフィールド魔法及びこのカードで合計６枚となり普通に使えば１ターンで用意できません。
またフュージョン召喚するのと必要枚数が変わらないのもおしい点ですね。
ただしこちらは後述する《幻壊兵ヘル・メット》である程度緩和するのと相手のモンスターを全破壊できる可能性があるのはどちらにしろ強力に変わりません。
また既存の《幻刃竜ビルド・ドラゴン》も実質的にフュージョン素材となる《幻壊兵トビー・ショック》を蘇生できることから強化範囲が伸びていますね。
《幻壊兵トビー・ショック》は《幻刃戦士ショベロン》とともにフュージョン素材となるのと下級アタッカーの役割を果たすので一線級のカードになりますね。
下級モンスター
追加されたカードの中ではやはり《幻壊兵カセツ・バイテン》《幻壊兵ヘル・メット》《幻刃歩哨ドラグライン》の効果モンスターが強いですね。
効果モンスター
星４/炎属性/幻竜族/攻 600/守1200
【条件】５００ＬＰを払って発動できる。
【効果】自分のデッキの一番上のカードを墓地へ送る。この効果でモンスター（幻竜族）が墓地へ送られた場合、さらに自分の墓地の「幻壊兵ヘル・メット」またはモンスター（レベル８／幻竜族）１体を選んで手札に加える事ができる。
《幻壊兵カセツ・バイテン》はライフを500払うことによってランダムではありますが、墓地からフュージョン素材である《幻壊兵ヘル・メット》や展開札となる《幻刃竜ビルド・ドラゴン》を回収しそのまま《幻刃竜ビルド・ドラゴン》をアドバンス召喚するという流れができるのはとても便利ですね。
効果モンスター
星１/炎属性/幻竜族/攻 400/守 400
【条件】「フュージョン」以外の手札１枚を墓地へ送り、５００ＬＰを払って発動できる。
【効果】自分の墓地の「フュージョン」１枚を選んで手札に加える。
その後、自分の墓地のフィールド魔法カード１枚を選んで手札に加える事ができる。
《幻壊兵ヘル・メット》は幻竜族、とくにフュージョン召喚軸において一番の強化カードだと思っています。
手札を１枚送る必要はありますが、墓地から《フュージョン》とフィールド魔法を手札に加えることができます。
こちらを起点に《幻刃竜ビルド・ドラゴン》や《幻壊竜バクハムート》をアドバンス召喚やフュージョン召喚を狙っていけますね。
効果モンスター
星４/地属性/幻竜族/攻1000/守1300
【条件】自分の墓地のモンスター（幻竜族）３体をデッキに戻して発動できる。
【効果】自分の墓地のモンスター（レベル８／幻竜族）１体を選び、自分フィールドに表側表示で特殊召喚する。この効果で「幻刃竜ビルド・ドラゴン」を特殊召喚した場合、さらに自分の墓地のモンスター（幻竜族／守備力０）１体を選んで手札に加える事ができる。
《幻刃歩哨ドラグライン》は墓地コストが３枚必要ですが、墓地から最上級の幻竜族を特殊召喚することができますね。
表示形式も関係ないので攻撃に参加できるというだけで破格だけですが、さらに《幻刃竜ビルド・ドラゴン》を特殊召喚することができればフュージョン素材となる《幻刃姫パイロン》、あるいはフュージョン素材にも下級アタッカーの《幻壊兵トビー・ショック》や《幻刃戦士ショベロン》を手札に加えることができますね。
こちらも十分強いカードです。
また面白いところでは《救惺の巫女》を手札に加えることができる点です。
《救惺の巫女》は１枚ドローできるだけでなく、レベル9のフュージョンモンスターがいればアタッカーになる点は面白いと思います。
《幻壊兵ヘル・メット》と《幻刃歩哨ドラグライン》はフュージョン召喚軸であれば是非とも３枚入れたいですね。
汎用サポート
幻竜族のサポートカードとしては《幻刃妖精ピッケロン》、《幻壊調査》、《幻壊大鎧戸》、《埋め盾》、《幻壊奥義－一式攻事》などなどがありますね。
とくに《幻壊調査》は墓地肥やし＆サーチカードみたいな扱いになっているので非常に重要です。
通常魔法
【条件】なし
【効果】自分のデッキの上から［自分フィールドの表側表示モンスター（幻竜族）の数］だけカードを墓地へ送る。その後、自分の墓地の「幻壊兵ヘル・メット」１体またはフィールド魔法カード１枚を選んで手札に加える事ができる。
墓地からフィールド魔法を拾うよりはやはり強力な《幻壊兵ヘル・メット》を加えるのがいいでしょう。
《幻壊兵ヘル・メット》でさらに《フュージョン》とフィールド魔法を加えることができますからね。
また幻竜族バージョンの《ダーク・リベレイション》こと《幻壊奥義－一式攻事》も是非とも入れたいカードです。
罠カード
【条件】相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
【効果】自分の墓地のモンスター（幻竜族）を６体まで選んでデッキに戻す。［この効果で戻したモンスターのレベルの合計］が１６以上の場合、さらに相手フィールドの攻撃表示モンスターを全て破壊できる。
基本的にはレベル4モンスターを４体戻すことになるため条件は《ダーク・リベレイション》と変わらないですが、場合によっては最上級モンスター２体戻すこともできるためかなり意表の付けるカードになりますね。
墓地リソースをかなり使うため今回登場した《幻刃歩哨ドラグライン》など注意必要ですが、デッキに戻し再利用できるとも取れますね。
このカードで対応できない範囲を《埋め盾》で補えるのもいい戦法ですね。
《埋め盾》は裏守備にできるのでフュージョン召喚を妨害できるのがいいポイントです。
また幻竜族にとって重要なフィールド魔法ですがこちらは《透幻郷の銀嶺》か《透幻郷の嶮峻》を採用したいですね。
前者はアドバンス召喚をサポートするが条件がある、後者は普通の攻撃力アップですが条件はなく非常に安定していますね。
レジェンドカード候補
まずモンスターのレジェンドカードですが、こちらは新規の《幻煌龍 スパイラル》が断然おススメです！
通常モンスター（LEGEND）
星８/水属性/幻竜族/攻2900/守2900
熾烈な戦渦を経た猛き龍。傷付いたその身は古の光に触れ、浸渦を遂げた。やがて、龍はその翼を広げ、天渦を制する煌となる。その新たなる煌は、夢か現か幻か。
効果モンスターではないのですが、このカードは《青眼の白龍》に次ぐ攻撃力を持っており、こちらは守備力も2900あるため表示形式変更にもかなり強いです。
またこのカードの最大のメリットとして《幻刃竜ビルド・ドラゴン》で蘇生できる最大攻撃力ということにあります。
《幻刃天竜ガントリー・ドラゴン》→《幻刃竜ビルド・ドラゴン》→《幻煌龍 スパイラル》と順番につなげるだけで総攻撃力は7900、《透幻郷の嶮峻》と合わせれば8000はゆうに超えますね。
《幻刃歩哨ドラグライン》でも蘇生できる最大攻撃力であるため、単純にかなりのパワーを発揮するカードになりますね。
また《幻壊竜バクハムート》を１体でアドバンス召喚できる《炎を支配する者》も候補と言えば候補になりますでしょうか。
ただしこちらは炎属性の幻竜族が《幻壊竜バクハムート》しかいないのでかなり下の候補になりますかね…。
魔法カードのレジェンドカードとしてはこちらも「楽姫」同様《天使の施し》と《融合》が候補になると思います。
《天使の施し》で《幻刃竜ビルド・ドラゴン》や《幻煌龍 スパイラル》を引いて《幻煌龍 スパイラル》などの通常モンスターを墓地に落とし、《幻刃竜ビルド・ドラゴン》で蘇生させるコンボはシンプルに強いコンボになりますね。
《融合》も手札にかさばり易い最上級モンスターを墓地に落としつつ、フュージョンモンスターを出す動きは強いと思います。
罠カードはシンプルに強いカードでいいと思います。
とくに私は《魔法の筒》推しですね。
《幻壊竜バクハムート》など地味なバーンダメージが揃っているのでかなりの引導火力になると思います！
まとめ
ということで今回は最後のテーマである「幻壊(幻刃)」を紹介させていただきました！
さすがに「ハーピィ」や「楽姫」には一歩劣りそうなテーマですが、こちらも何かの拍子に爆発的に数を増やすほどのパワーを秘めたデッキへと進化しましたね！
新規の下級モンスターがどれも優秀なのが素晴らしい。
さて今回で３つテーマをご紹介させていただきましたがいかがでしたでしょうか？（定型文）
今回のパックは３テーマともかなり魅力的でこのパックを買うだけでもかなりの完成度を誇るデッキができるパックとなっていますね。
もちろん少し足らないカードは過去のカードを買うしかないですが、今回のパックからラッシュデュエルを是非初めてみて欲しいですね！
ここまでルーシーがお送りいたしました！
それではまた次回！
