どうもルーシーです。
今回は2021年9月18日発売となる「エクストラ超越強化パック」で登場する新召喚方法、「フュージョン召喚」。
そしてそれに必要な《フュージョン》、そしてそこから出てくる「フュージョンモンスター」が何と言っても注目の的となっていますね。
このパックには大量の「フュージョンモンスター」が収録されています。
ラッシュデュエルでは初となるエクストラデッキから出るモンスターということでどのようなデッキになるか、難しい方々も多いかと思います。
私もOCGを経験しているのでエクストラデッキがどういうものかや「フュージョンモンスター」がどういう存在なのかはだいたい予想はつきますが、デッキ構成までに踏み込むとなるとかなり難しいと考えられます。
今回は初心者のデッキ構築の解説という観点だけでなく、他の方々の意見も聞きたく記事にさせていただきました。
まだ発売前ですので未判明カードだったり、実際に構築する上では難しいこともあると思いますがお互い高め合いましょう!
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基礎中の基礎、「フュージョン召喚」&「フュージョンモンスター」を軽く解説
「フュージョン召喚」とは《フュージョン》を発動し、対象となる素材となるモンスターを墓地へ送ることでエクストラデッキからフュージョンモンスターをフュージョン召喚することが可能となります。
OCGをやっている人からすればエクストラデッキを使うことは普通だと思いますが、エクストラデッキはフィールド魔法の下側に存在する場所をエクストラゾーンと呼びそこにフュージョンモンスターを入れることができます。
つまりフュージョンモンスターはメインデッキには入れないということですね!
マキシマムモンスターと違いメインデッキに入れるわけではないので比較的デッキ構築を歪めずに作ることが可能になるかと思います。
その他詳しい裁定などは公式サイトにて!
あまり歪めないと言いましたが、《フュージョン》というカードは必須ですし場合によっては汎用ではないモンスターを入れないといけないフュージョンモンスターも存在します。
しかしながらただのアドバンス召喚するための下級モンスター2体が《フュージョン》を使うだけで最上級モンスター以上のパワーを持っていることを考えればかなりのスペックではないかと思います。
消費自体はアドバンス召喚と変わらないですしね。
また少し補足事項になりますが「マキシマム召喚」、OCGにおける「融合召喚」との違いについて比較表を作りましたのでこちらをご参照ください。
OCGは除いたとしてもマキシマム召喚よりは手軽な分ほとんどの場合マキシマムモンスターよりはステータスが低く、効果も控えめで罠カードの耐性なども持ち合わせていないことがほとんどです。
しかしながらマキシマムモンスターと違って、お手軽で突破もしやすいということは自分のターンに突破しやすい、まさに「逆転のデュエル」の発展形の形ではないでしょうか。
個人的にマキシマム召喚は出してしまえばそのままエンドゲームに持ち込めるスペックを持っていて「逆転のデュエル」と呼ぶには少し強すぎた気がします。
※別にそれが悪いとは思いません、あくまで一意見です。
パワー的にも
マキシマムモンスター>フュージョンモンスター>最上級モンスター
※画像は未発売ですので手書きです(笑)
となります。
しかしながら決して最上級モンスターがフュージョンモンスターを倒せないというわけでもなく、フュージョンモンスターでマキシマムモンスターを倒せないというわけでもないと個人的には思っています。
フュージョンモンスターはちょうどいいバランスの立ち位置になるのではないかと考えているので「フュージョン召喚」の登場はとても楽しみなものとなっています。
「フュージョン召喚」デッキ構築編
ここからは「フュージョン召喚」のデッキ構築ですが、現状ですと3つのタイプに分類されるのではないかと予想できます。
その4つのタイプというのが
- 「メタリオン」を軸とした「フュージョン召喚」特化デッキ
- 種族にあった「フュージョンモンスター」を使うアドバンス召喚併用型
- 汎用下級モンスターと汎用最上級モンスターでビートダウンをしつつ隙あれば「フュージョン召喚」を狙う併用型
- 構築難易度高めの「マキシマム召喚」×「フュージョン召喚」パワー型
の4つですね。
一つ一つ解説していきますね。
「メタリオン」を軸とした「フュージョン召喚」特化デッキ
これはわかりやすいですね。
フュージョンモンスターは《メタリオン・アシュラスター》 《メタリオン・ヴリトラスター》《メタリオン・エーラクレスター》《メタリオン・ラードンスター》 の4体どれかをその場その場であったモンスターを「フュージョン召喚」します。
《虚鋼演機塔》も条件もこのデッキであれば簡単に満たすことができるので、《ダーク・リベレイション》などの罠から守ることができるので強力ですね。
また「フュージョン召喚」及び「フュージョンモンスター」自体のサポートとしても《エーテル・シーカー》 《スター・リスタート》 《忠義の護衛刀》が存在しています。
魔法・罠の破壊、フュージョンモンスターの素材と《フュージョン》を場に揃えたりできるのは下記のデッキでも共通しますが、このデッキだと特化している分いつでも発動できるレベルですのでかなりの強さを発揮できると思います!
種族にあった「フュージョンモンスター」を使うアドバンス召喚併用型
こちらは上記と対照的に「フュージョン召喚」に特化したデッキではありません。
通常の種族デッキ(所謂悪魔族や機械族など)に「フュージョン召喚」を入れるという型ですね。
こちらの特徴は通常時は最上級モンスターでアドバンス召喚を狙い、《フュージョン》を引いたときには「フュージョン召喚」を狙っていくという型になりますね。
例えば戦士族であれば《伝説の侍将 MASAKI》+《当方は英雄》で《三日月の剣豪将軍》、《クリボット》(悪魔族)+《シエスタトレーロ》で《クリボットレーロ》(悪魔族)という組み合わせ。
魔法使い族であれば《セブンスロード・マジシャン》+《ロードスターの剣士》で《魔導騎士-セブンス・パラディン》(魔導騎士族)、《スパークハーツ・ガール》+《ささやきの妖精》で《ウィスパーク・F・ガール》という組み合わせ。
それらのモンスターを切り札的なカードとして使うことで既存の種族デッキに構築を歪ませることなく作ることができますね。
とくに下級モンスターであれば最悪アドバンス召喚するためのリリース要員に使うことができるのでほとんど問題ないと思います。
むしろどのフュージョンモンスターの素材もかなり強い効果を持っていることが多く、《フュージョン》を入れるだけでも十分なことが多くなりそうですね。
サポートカードも《スター・リスタート》だけで十分なことも多く、マキシマム召喚と違ってかなりお手軽な召喚方法となりそうです。
魔法・罠といったサポートカードも既存の種族サポートカードを使えるのはメリットが大きいですね。
汎用モンスターでビートダウンをしつつ隙あれば「フュージョン召喚」を狙う併用型
次に紹介するのは汎用モンスターで固めたビートダウンをして、隙あらば「フュージョン召喚」を狙う型です。
上記と違う点は採用するモンスターは種族デッキではなく、汎用性が高いカードで固めることですね。
フュージョンモンスターの素材となるモンスターには《セブンスロード・マジシャン》、《スパークハーツ・ガール》、《ささやきの妖精》、《クリボット》、《シエスタトレーロ》といった非常に優秀な下級、最上級モンスターが存在します。
そこで【竜魔】のようにグッドスタッフのような構築をし、基本的にはアドバンス召喚を狙ってい出せるときにはフュージョンモンスターを出します。
これだけであれば上記の種族デッキのような形になるかと思いますが、違う点と言えば最上級モンスターの採用するカードの汎用性が高くデッキとしてもパワーがフュージョンモンスターと合わさって非常に高くなるかと思います。
最上級モンスターの選択肢としては先ほども上げた《セブンスロード・マジシャン》とフュージョンモンスターがレベル5以上であることから《ロイヤルデモンズ・ヘヴィメタル》の採用が有力だと思われます。
どちらの効果も言わずとも非常に強力でそのままエンドゲームに持っていけるようなスペックを持っているのに加えてさらにそこにフュージョンモンスターが存在するのですから手が付けられないレベルでパワーが上がるかなと思います。
一方で各種族もフュージョンモンスターを採用されていく可能性も今後あるのでその場合には最上級モンスターの対抗手段は十分用意されていることがうかがえるので注意が必要です。
構築難易度高めの「マキシマム召喚」×「フュージョン召喚」パワー型
こちらのデッキははっきり言ってまだまだ机上の空論の域を出ません。
ただし「マキシマム召喚」×「フュージョン召喚」といった超超超パワーを持つデッキができるとなればかなりロマンを出せるのでないでしょうか。
ただこれができるのは『種族にあった「フュージョンモンスター」を使う』ことの進化系で特定の種族ができるものだと思います。
具体的に言うと手札交換手段を持っているモンスターとそれに対応したマキシマムモンスターを持っている種族だけだと思っているからです。
この手札交換を持っている種族というのは
ですね。
具体的なモンスターでいうと《クラフター・ドローン》、《幻刃妖精ピッケロン》、《メック・テリジノラプトル》の3体と《ピーコック・ハイトロン》や《アトロン》を使う「トロン」系モンスターたちのことです。
元々優秀な手札交換できるモンスターたちですがここにさらに《アメイジング・ディーラー》加えた形がやるとしたらデフォルトになるのではないかと思われます。
さらにいうとこの中でも汎用性や対応するフュージョンモンスターの数からいうとできるのは「機械族」「恐竜族」だけかなと思っております。
「機械族」は《イマジナリー・アクター》が機械族というのが大きいですね。
比較的デッキ構築を歪めることなくむしろ強化点として簡単にデッキに投入することができると思います。
機械族はマキシマムモンスターが2種類、《イマジナリー・アクター》を素材とするフュージョンモンスターが4体と《漆黒シャイン王Gアークトーク》存在しているため選択肢としてはかなり自由度が高いと思われます。
一方で恐竜族は《ナリキング・レックス》と《スーパー・キング・レックス》の存在が大きいと考えております。
《ナリキング・レックス》はドロー効果が単純に強く、《大恐竜駕ダイナ-ミクス》 や《フュージョン》を引く確率を上げることができますし、《スーパー・キング・レックス》は《メタリオン・ラードンスター》の融合素材である《グレイスザウルス》を蘇生することができるので相性としては悪くはないのかなと思っています。
ただ始めにいったように「マキシマム召喚」×「フュージョン召喚」は明らかに事故要因が多い構築になりそうな予感のためこのデッキは実際にやってみるとそこまで回らないデッキになるのではないかと思われます。
……このタイプのデッキで優勝したら教えてください(笑)
フュージョンモンスター対策として
ここまでデッキタイプを紹介してきましたが、今後フュージョンデッキが流行ることを考え少し対策方法をご紹介します。
といっても「フュージョンモンスター」は「マキシマムモンスター」よりは比較的簡単に対策することができます。
マキシマムモンスターの対策としてあった、「打点で越える」、「魔法カードやレベルに関係ないモンスター効果で破壊する」などの他にも対策方法は多いです。
まず第一にフュージョンモンスターの最高の攻撃力が3000となるので《セブンスロード・マジシャン》で突破することも容易ですし、《セブンスロード・メイジ》で攻撃力を下げれば2600まで下げることができます。
また守備表示にすることもできるので、ステータスが低い方の表示形式を変更するのも一つの手となりますね。
またもう一つは相手のフュージョンモンスターをバウンスするというのがある意味一番強いかもしれません。
バウンスであれば墓地にいくことなく《死者蘇生》などで再利用されることもありません。
汎用性を考えれば《昂光の裁き》は今後かなり注目されるカードになると思います!
まとめ
ということで今回は「『フュージョン召喚』デッキ、アーキタイプ4種解説!」をお送りさせていただきました!
「フュージョン召喚」の登場は本当にデッキの枠を広げますよね。
色々な種族に登場しているというのが大きく、本当にマイナーな種族(雷など)でなければ登場していないフュージョンモンスターがないレベルです。
だからこそ様々なデッキで活躍して欲しいと同時に対策手段や活用方法なども考えていきたいものです。
今回紹介しました4種のデッキタイプは私が考えた中での話ですのでこれ以上に今後色々なタイプが登場するかもしれません。
それはそれで楽しみですの、嬉しい裏切りとして登場して欲しいですね。
また「エクストラ超越強化パック」で登場するカードにはいくつか汎用性のあるカードも登場しています。
ただのエクストラデッキに使うパックだけであるという認識ではなく、色々確認してパックなのかシングルなのか検討していただきたいと思います。
探せば色々と悪用できそうなカード多いですよ(笑)
それではここまでルーシーがお送りいたしました!
それではまた次回!