どうも。
ルーシーです!
今回もマスターデュエルの話題です。
前回私は色々なフォーマットがあればいいなと言ったものを以下の記事にて書かせていただきました。
その中に私はパウパー(N及びR以下、もしくはN以下限定)の記事を書かせていただきましたが、私がいつもお世話になっている軌跡サーバーにてその交流会がありましたのでレポートとNR限定構築戦でのノウハウ(よく見るカードの紹介等)もやっていこうと思います。
また動画でもその様子が一部公開されていますので紹介したいと思います。(私の対戦も一部あり)
NR限定構築戦でのポイント3選
まずNR限定では前提としてレアリティが「N」と「R」のカードしか使用できません。
「SR」と「UR」に軒並み強いカードが集まっているためかなり難しい構築になります。
今回はそれを踏まえてポイントを3つ話していきたいと思います。
強力なEXデッキのカード、手札誘発のカードは存在しない
NR限定構築戦では強力なEXカードや手札誘発カードというのは存在しません。
汎用はとくに顕著で「まだマシかな?」程度のカードしかないのでかなり渋いと思います(笑)
それでもEXにエースモンスターが複数体存在しているテーマであればいくらか存在しているので探してみるのも一興かと思います。
一方で手札誘発のカードの存在は皆無といってもいいでしょう。
使えるのは昔から存在している《クリボー》や《バトルフェーダー》くらいなので手札から相手の妨害をもらうことはありません。
ですが先述したようにEXデッキにも制圧できるほどのカードも存在がしていないため、先攻後攻を取っても3世代前くらいの攻防に戻るだけなので昔からやっている人は懐かしい感じを味わうかと思います。
規制されているカードもここで触れておきましょう。
結論から話すと規制されているカード、禁止カードを除いた制限カード(デッキに1枚だけ)、準制限カード(デッキに2枚だけ)で「N」と「R」のカードは8枚しかありません。
…私も目を疑ったのですが本当に8枚しかなくそのうち4枚は「エクゾディア」パーツの4枚のため実質半数のためかなり厳しいカードプールと感じます。
テーマのエースカード及びサーチカードの使用不可
上記の項目が汎用カードとしての項目であればテーマのカードはどうでしょうか?
ずばり大エースの不在、そしてサーチカードなしの不安定さとなります。
【エルドリッチ】であれば《黄金卿エルドリッチ》が存在しないし、【ドライトロン】であれば《竜輝巧-バンα》、《サイバー・エンジェル-弁天-》あたりのサーチカードの不在(ちなみに《流星輝巧群》も使えません)ともはや構築不可能なデッキが多く存在しています。
一方でEXデッキ内のカードが多くメインデッキの動きの根幹にかかわるカードが規制されていないテーマもいくらか存在しています。
例えば【トライブリゲード】がそうでしょう。
実装されている下級モンスター4種全てがR以下で構成されているため動くには支障がない程度の強さを誇っています。
《鉄獣の抗戦》や《鉄獣戦線 銀弾のルガル》なども使うことが可能で最低限の動きをすることが可能なデッキとなっています。
上記のテーマなどはあくまで一例ですので色々探してみると「これはいけそうだな…」といったテーマが見つかるので楽しいですよ!
全体除去、バック除去の不足
全体除去(及び複数枚の除去)が「N」と「R」にはほとんど存在しておらず、バック(魔法・罠)の除去カードもかなり不足しがちです。
有用な全体除去でいえば《激流葬》くらいで、魔法・罠の破壊するカードですと《サイクロン》と単一ですが使いやすいカードか全体破壊できるが少々使いにくい《邪神の大災害》くらいなのでかなり難しい選択肢となりますね。
逆に言うとこの魔法・罠の破壊が少なく、展開の抑制として《激流葬》はトップメタとして君臨していると考えられています。
破壊耐性のあるカードもNR選ではそう多くないのでかなり有用なカードとなっています。
他にも注意すべきなカードやテーマは存在していますが、それは後述の項目で紹介していきたいと思います。
NR限定構築戦注目カード&テーマ
ここではレアリティが「N」及び「R」の中での注目カード、テーマを紹介していきたいと思います。
注目カード
モンスターカードのほとんどはテーマに属しているためテーマ編で紹介するとして、魔法・罠から紹介していきたいと思います。
今回は強力なNRメタカード四天王を紹介したいです!
・《激流葬》…先ほども紹介した通り全体除去最強カード。
破壊できるモンスターであれば最終展開後にも対応できるのがとても強い。
また場合によっては自分のモンスターの召喚時などをトリガーに発動することができるのも魅力的です。
罠カードを入れるならば最優先で入れておきたいカードだと思いますので、罠カードが欲しいとなればこのカードを入れるといいと思います。
ただし後述する【時械神】には一切効かないので要注意。
・《バージェストマ・ディノミスクス》…破壊できなければ除外すればいいだろ!
そんなカードとして存在しているのがこの《バージェストマ・ディノミスクス》です。
手札コストを要求するものの破壊できないカードや表側表示限定ですが相手の魔法・罠も除外することができるのでNR戦トップメタである【時械神】や【幻煌龍】といったテーマにも一部対応できるのが魅力的です。
除外するので相手のモンスターの再利用を防ぐ意味合いも大きくかなり強いカードだと思います。
地味な効果ですが罠カードに反応して蘇生する②の効果もとても強く下記のカードなど多くの罠を多く積むデッキであれば採用したいカードですね。
場合によっては《星杯竜イムドゥーク》やランク2のエクシーズモンスターも採用しましょう!
・《強制脱出装置》…破壊できなければバウンス(手札に戻す)すればいいだろ!
ということで《激流葬》に対応できない場合のカード②となります。
こちらはどちらかというとエクストラデッキのモンスターを戻すことができればかなりのアドバンテージになるのでそちらを狙っていきたいところですね。
ただし【時械神】など一部のデッキでは一時しのぎにしかならない場合もあるので注意です。
・《禁じられた聖杯》…相手ターンに相手モンスターの効果を無効化したい場合に採用したいカード。
他のモンスター効果を無効化できるカードと違い、特徴的なのはダメージステップにも発動できることで【時械神】などを返り討ちにすることも可能になります。
速攻魔法なので自分のターンにも場合によっては使えることも非常に心強い点です。
攻撃力400アップの効果を持っているため、相手の3000打点といった高攻撃力のモンスターを突破するにも一役買います。
注目テーマ
ここからは注目テーマとしていくつか紹介したいと思います。
もちろん色々なテーマが存在しますのでとくに強力なテーマをこちらも4種紹介したいと思います。
・【幻煌龍】…NR限定構築戦のトップメタデッキ。
【時械神】には少々相性が悪いものの使用できるカードがほぼNかRなのでほぼフルパワーなのでとても強力!
今回公開されている動画にもあるように《バージェストマ・ディノミスクス》を入れることによって苦手な【時械神】に対応力を上げることができます。
ただしキーカードである《幻煌の都 パシフィス》を引けない場合や破壊された場合にはかなりパワーが落ちてしまう点だけは注意が必要。
とくに組みたいものがなく、ちょっと強いデッキを組むのに悩んでいる場合にはこのテーマを採用するのはありだと思います。
・【時械神】…こちらもトップメタデッキの一つ。
多くの「時械神」が低レアリティであり、どのカードも攻撃するだけで強力な効果を発揮するのが特徴的です。
単純に強い「時械神」を数種類入れ、他のカードを魔法・罠だけにしたメタビート型なども可能。
さながら通常のランクマッチの【エルドリッチ】に近い存在になります。
ただこちらの違う点はデッキに戻ってしまうことから継戦能力が少し弱めな点ですね。
手札によっては場ががら空きになってしまうこともありプレイングに注意が必要。
動きは比較的簡単なので初心者にはおすすめできるかもしれません。
・【壊獣】…こちらはテーマカードとして採用するというよりも相手モンスターの除去札や高攻撃力を求めるときに採用するカードですね。
よく使われている《海亀壊獣ガメシエル》は使えませんが、《壊星壊獣ジズキエル》や《怪粉壊獣ガダーラ》、《多次元壊獣ラディアン》などは使用することができます。
厄介な相手モンスターを除去しつつ、こちらは攻撃力の高い《壊星壊獣ジズキエル》等で殴ることもできます。
《所有者の刻印》で相手の「壊獣」を取り戻したり、《強制脱出装置》や《妖仙獣 鎌壱太刀》で再利用するといった使い方もできるので数枚採用するだけの構築もありかもしれません。
・【マジェスペクター】…禁止カードである《マジェスペクター・ユニコーン》以外はまさかの全て使用可能という大盤振る舞いなテーマ。
普通の環境であればマスタールール適用化では如何せん活躍の場がありませんでしたが、NR限定大会では話が別となります。
相手のパワーも一段階落ちていることもあり、こちらのデッキもトップメタへと躍り出ました。
やることもほとんど変わらないので今更説明するまでもないかと思いますが、デッキバウンスの《マジェスペクター・ストーム》、《神の通告》の効果を持つ《マジェスペクター・テンペスト》、《バージェストマ・ディノミスクス》からコストが変わった《マジェスペクター・トルネード》などが存在しているため幅広く対応することが可能です。
また下級モンスターは「相手の効果の対象にならず、相手の効果では破壊されない」という少々厄介な耐性を持っており相手も戦闘以外ではなかなか除去ができないことが多く、強力なテーマです。
ただし魔法・罠への破壊耐性は皆無ですのでそこを突かれると戦線崩壊しがちなので注意が必要です。
今回は4つのテーマを紹介させていただきましたが、私の使った【ガジェット】、【妖仙獣】、【天威】等色々なデッキに活躍の場がありますので強さだけでなく面白いデッキや普段作成しないデッキなどを試すいい機会だと思いますので強いデッキだけでなく好きなデッキを組んでみるといいと思います!
交流会レポート
最後となりますがレポートと題しまして交流会内容を紹介していきたいと思います。
2/6の14時~18時の間におよそ20人ほどの方々が参加した交流会でした。
マスターデュエルはシングル戦ということもあり、色々なデッキを戦うことができ相手のデッキも色々見ることができました。
ということでまずは私のデッキを晒したいと思います。
4つほどデッキを作りましたが比較的完成度が高い2つを今回は公開したいと思います。
【NR素早い】デッキです。
まさかの《素早いアンコウ》が低レアリティということで作成できたデッキになります。
手札から捨てられると発動できることから《クイック・シンクロン》と合わせてシンクロ召喚していきます。
手札に来ない場合でもこちらもまさかの低レアリティである《揺海魚デッドリーフ》と合わせてランク2やリンク2につなげることも可能。
《揺海魚デッドリーフ》で再利用も可能なので持久戦もできます。
《素早いアンコウ》や《揺海魚デッドリーフ》は魚族ということもあり《白の水鏡》で蘇生&サーチすることができるのでかなり安定度がありました。
欠点では全体的な打点不足で除去札が来ないと対処できないことも。
相手の置いた場所によっては《転晶のコーディネラル》で対処する場合もあり。
その場合は《素早いマンボウ》を相手に送り付けてさらに展開することも可能となります!
こちらは【NR除去ガジェ】です。
やってることはただの除去ガジェですが《重装甲列車アイアン・ヴォルフ》を使えることから作成いたしました。
ランク4はかなり貧弱なカードが多いですが、《No.50 ブラック・コーン号》と合わせて【時械神】にかなり強く出れることもあり結構強めだと思います。
…実際にはランク4だけではなかなか勝てないこともありもう少しメインデッキを考える必要があると思いました(笑)
他にもデッキ紹介としては省きますが、【NR妖仙獣】、【NR融合HERO】なんかも作ったりして遊びました!
対戦成績は4:6くらいでだいたい負け越してましたね(笑)
交流会ということでガチガチの大会ではないですが、なかなか強いデッキが多くメタを考えさせる交流会だったと思います。
まとめ
ということで今回は「NR限定構築戦のポイント&オススメ構築」、そして「交流会レポート」を書かしていただきました!
マスターデュエルでは最近比較的多く行われている対戦方式になりますので参考になったら幸いです。
そしてこの記事を読んでいただき「こういう遊び方もあるのか!」と思っていただければ嬉しいです。
ここまでルーシーがお送りいたしました!
それではまた次回!
※一緒遊んでくださると嬉しいです!