ルーシーの遊戯王とサブカル集会所

主に遊戯王について。他にもアニメや私の投稿している動画についても書きます。

ルーシーのラッシュデュエル講義~デッキタイプ別デッキ比率編~

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どうもルーシーです。

 

今回は前回言ったようにラッシュデュエル講義の応用編、「デッキタイプ別デッキ比率編です!

前回は基礎としてデッキの総枚数やデッキのバランス、あるいは採用枚数など基礎的なことを話させていただきました。

 

※前回のデッキがこちら!

luclfer2991.hatenablog.com

 

しかしながらデッキとはデッキの種類によってそれぞれ形が変わり、デッキの種類によっては参考にならないこともあります。

そこで今回はデッキごとの「デッキ比率」をご紹介していきたいと思います!

 

今回紹介させていただくのは私の独断と偏見によるものなので前回同様参考程度に抑えといてくださいね!

ただ情報としては損しないような記事を書いていますので参考にしていただければ幸いです。

 

それではよろしくお願いいたします!

 

 

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「デッキ構築手引き」でもあったようにデッキの種類ごとに黄金比というのはそれぞれ変わってくるものです。

それは単純に戦術というものが違い、それによって採用するカードや比率が変わってくるためですね。

今回もあくまで目安となりますが参考にしていだければ幸いです。

 

さて本題となる「デッキタイプ別デッキ比率」です。

今回のデッキタイプはずばり6つに分類したいと思います。

  1. 速攻型
  2. バランス型
  3. コントロール
  4. 上級活用型
  5. デッキ切れ型
  6. マキシマム召喚型

この6つとなります!

詳しくはそれぞれの項目で話しますがざっくり話いたしますと

①…速攻型(アグロ)は文字通り高速特化のデッキです
相手の「準備」が整わないうちにライフを削りきることを目的としたデッキとなっています
ここでいう準備とはマキシマム召喚だったり、《ダーク・リベレイション》だったりですね。

②…バランス型はモンスターの比率や魔法・罠の比率をバランスよく投入し毎ターン手札を使いきり毎ターンドローしてアドバンテージを稼ぐデッキです。

③…コントロール型とは上記のバランス型より罠カードを多めに入れ相手の盤面をかき乱し、隙を作りだすことを目的としたデッキです。

④…上記のデッキでは採用されにくい上級モンスターを焦点を当てたデッキです
デッキのアーキタイプとしては上の①~③の中には分類されます。

⑤…デッキ切れ(LO)はラッシュデュエルにあるルールの1つで相手のデッキ切れを狙うデッキとなります。
OCGでは狙いにくいですが、ラッシュデュエルでは比較的狙いやすい戦術です。

⑥…強力なマキシマムモンスターの召喚を狙うデッキです
勝ち筋のほとんどがマキシマムモンスターに頼っているため手札交換するカードを他のデッキに比べて多く採用します。

それでは各項目ごとに「タイプの解説」、「デッキの比率」、「デッキ例」の3つ要素を含ませて説明させていただきます。

①速攻型(アグロ)

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毎ターン最上級モンスターなどを出して相手のライフを速攻で削りにいくことを目的としたデッキです。
そのため下級モンスター、最上級モンスターを多めに採用し毎ターン最上級モンスターを出すことを狙っていきます。
そのとき《連撃竜ドラギアス》といった速攻で削ることができるモンスターを使うのも特徴ですね。

 

採用する魔法・罠カードも特徴的で基本的に相手のモンスターを除去するカードはほとんどいれません。
代わりに《エンシェント・バリア》や強力なバフカードである《魔将気流》、《一気貫通》といった魔法カードを採用します。
相手の罠カードを何度発動されても相手に追いつかないほどのスピードと超パワーで殴り勝つことができますね。

 

またもう1つこのデッキの特徴としては罠カードをほとんどの場合採用しないということです。
罠カードは相手ターンの妨害カードとしては有用ですが、相手のライフを削ることに貢献しないことが多いです。
罠カードを使っても次のターンに最上級モンスターを引くとは限らないからですね。
それならばその分モンスターを入れ、最上級モンスターを毎ターン引くことを優先した一つの考え方てすね。
副次的な作用として相手の魔法・罠の除去カードを腐らせる(相手のカードの発動をさせずに消費させない)ことができますね。

 

デッキの割合のオススメとしては「最上級7~10:下級23~30:魔法・罠0~10」となっています。

 

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デッキの一例として【楽姫】デッキを紹介します。

デッキとしては《一気貫通》を主軸としたデッキ構築になっております。

とくに《連撃竜ドラギアス》+《一気貫通》のコンボが強烈で守備力が低いモンスターを攻撃すればライフを一気に削ることも可能な即効性のあるデッキとなっていますね。

魔法カードも相手の魔法・罠カードを破壊するカードかバフカードばかりとなっていますね。

 

②バランス型

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こちらはモンスターの比率や魔法・罠の比率をバランスよく投入し毎ターン手札を使いきり毎ターンドローしてアドバンテージを稼ぐデッキとなっております。

最上級モンスター、魔法・罠なども適度に引き、毎ターン使いきるということは毎ターン5枚ドローするということで相手とのアドバンテージ差を広げます。

 

このデッキの特徴としては①と違い魔法・罠を破壊するカード、強力な罠カードを採用することが多いです。

自分のターンは魔法・罠を破壊し相手にダメージを与え、相手ターンには相手の攻撃をいなしつつ自分のモンスターを守る。

この割合は最上級モンスターとしても魔法・罠カードとしても比較的バランスよく引ける割合となって、ラッシュデュエルにおける正統派ビートダウンといったようで、まさに攻防一体のデッキとなっています。

 

またこのデッキタイプがが一つの基準となっていて、このタイプのデッキバランスから他のデッキタイプ、デッキの割合のバランスがなされているので一つこのバランス型を持っておくのも損はないと思われますね。

 

デッキの割合のオススメとしては「最上級7:下級23:魔法・罠10」となっています。

 

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この割合を代表するのはやはり【竜魔】でしょう。

今でこそ対策が多くなりましたが、初期のころから環境のトップに居座り続けていたこのデッキこそバランス型の原点と言えるかもしれません。

攻めの《連撃竜ドラギアス》、守りの《ダーク・リベレイション》を筆頭に優秀なモンスター、魔法・罠を取り入れた一つのグッドスタッフの形かもしれませんね。

 

③コントロール

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デッキの特徴としては上記の②よりもコントロール色の強いデッキとなっています。

ラッシュデュエルでいうコントロールとは主に罠カードのことを指し、召喚時といったタイミングを選ぶカードではなく維持することで強いモンスターを主に採用することによってアドバンテージを取っていきます。

罠カードとしては強力な罠カードを持っている魔法使い族を筆頭に、複数の種族にまたがっている《獣機界奥義 獣之拳》という罠カードが採用されていることが多いですね。

 

デッキ自体は②と同様に手札のカードを全て使い切ることができる構成になっていますが、引くカードの理想が①や②とは少し違います。

①や②はモンスターに比重を置いたデッキ構築ですが、③は魔法・罠、とくに罠カードを多く引くことを目的としたデッキ割合になっていることが多いです。

罠カードを常に1~2枚引くことで、相手のモンスターの攻撃が通らないよう立ち回ることができるようになりますね。

 

デッキの割合のオススメとしては「最上級5~6:下級23~24:魔法・罠10~12」となっています。

 

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デッキの代表格としては最近流行っている【機械族】デッキですね。

機械族には強い罠カードが多く存在しており、それを使ったデッキ構築が流行っています。

《獣機界奥義 獣之拳》や《バトル左遷》といったカードですね。

汎用性罠カードである《楽姫の独演》なども入れることによっ守りの手段がかなり豊富になっていますね。

 

④上級活用型

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上記の3つのデッキはほとんどの場合上級モンスターを採用をしません。

先日のデッキの総枚数で話したようにステータス的に活躍する場合が少ないからです。

しかしながら最近では上級モンスターでもかなり強いカードも増えてきており、採用する意義を見出せるレベルになってきております。

この項目では上級モンスターを入れたデッキ構築を話していきますね。

 

上級モンスターを入れるということがリスクがあるというのは前回の記事でも言った通りです。

では改めて上級モンスターを入れるというのはどういう意図があってになるでしょうか?

 

これも理由としては3つあって、

  1. テーマやカードが上級モンスターを要求する
  2. 対象のモンスターが上級モンスターしかいない
  3. 独自の効果を持っている

の3つですね。

 

①は一番わかりやすく《スーパー・キング・レックス》や《ロイヤルデモンズ・ヘヴィメタルなどが該当しますね。

前者は効果通り蘇生対象がレベル6以下までとなっているので、その最大攻撃力を持つ上級モンスターを入れるというわけですね。

後者は条件の都合上上級モンスターを入れるしかないから入れているというわけですね。

 

②はカードプールが少なく、対象のカードのMAXが上級モンスターだった場合ですね。

今ですと《ドキドキ・ヘクセンハウスは本来であれば最上級モンスターも蘇生できるのですが、現状上級モンスターしかいないので採用しているという形ですね。

少し前までの《幻刃竜ビルド・ドラゴン》も同様でしたね。

 

③は《人造人間-サイコ・ショッカーのような独特な効果を持った上級モンスターを採用している場合ですね。

こちらも言わずもながなといった感じですが、効果が強ければ最上級モンスターでなくても採用理由が見いだせるというわけですね。

 

デッキの割合のオススメとしては「最上級4~6:上級2~4:下級20~24:魔法・罠6~10」となっています。

枚数にばらつきがあるのはデッキテーマや種族ごとに構築が変わってくるためですね。

なので割合としては書きましたがあまり参考にならないかもしれません(笑)

 

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デッキ代表格としては【悪魔族】デッキになります。

《ロイヤルデモンズ・ヘヴィメタルの効果を使うために《ロイヤルデモンズ・パンク》や《永冥のフォロール》を採用しています。

 

どちらも強い効果で前者は墓地の《ロイヤルデモンズ・ヘヴィメタル》を蘇生しつつアドバンス召喚、後者の《永冥のフォロール》は《聡冥のフォロール》と合わせて《ロイヤルデモンズ・ヘヴィメタル》の条件を満たすことができるようになっていますね。

どちらも最上級モンスターである《ロイヤルデモンズ・ヘヴィメタル》の最強のサポートカードとなっていますね!

 

⑤デッキ切れ型

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ラッシュデュエルにおける特殊勝利なのがデッキ切れ(LO)ですね。

 

ラッシュデュエルでは毎ターン5枚ドローになるようにドローするという性質上相手のデッキ切れを狙うという戦術はまっとうな手段の一つです。

 

デッキとしてはデッキ切れを狙うのでデッキの総枚数は少し多めに採用します。

全体の枚数としてはできるだけの下級モンスターと罠カードを多く採用します。

逆に自分のターンに攻めに転じるカードである魔法カードというのは多く採用しません。

 

しかしながらこのデッキには魔法のキーカードが存在しています。

《手札抹殺》ですね。

お互いの手札を捨ててその捨てた枚数分デッキからドローするカードです。

このドローによって相手のたまった手札を一気に捨てて相手のデッキ切れを狙います。

 

最近では墓地のカードをデッキに戻すカードも多く登場しており、このデッキ切れを狙うというのは意図的でないとなかなか難しいものになっています。

しかしながら今の環境でも狙えば十分に活躍するデッキだと思っています!

 

デッキの割合のオススメとしては「最上級5~7:下級24~30:魔法・罠10~12」となっています。

デッキとしては40枚よりも多め、そしてデッキとして最低限回るようになるようにMAXは50枚以下に抑えるようにします。

 

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今回のデッキは通称【植物LO】というデッキです。

植物族は様々なカードがデッキに戻す、戻る効果を持っています。

そのため比較的デッキ枚数が40枚に近くとも他のデッキと違ってデッキ切れを起こしにくい性質を持っています。

《真花牙クノイチ・ガーランド》で植物族の展開を、《花牙シノビ・ガトリング》で相手モンスターの除去を、そして《花牙踏み》と《花牙舞戻り》で守ることができますね。

この他にも汎用的な《楽姫の独演》など入れることによって守りも十分になりますね。

 

⑥マキシマム召喚型

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強力なマキシマムモンスターの召喚を狙うデッキです。
勝ち筋のほとんどがマキシマムモンスターに頼っているため手札交換するカードを他のデッキに比べて多く採用します。

とくにこのデッキは2種類のマキシマムモンスターを採用することも多く、最上級モンスターが多く採用する形となります。

 

このデッキもデッキ割合に表すのが難しいデッキタイプとなっています。

なぜならばデッキの構築としては「マキシマム召喚特化」にするか、「デッキの一部のアクセントとして入れるか」によって話が変わりますし、マキシマムモンスターを「2種類を採用」するか、「1種類を採用」するかによっても構成が大きく変わるからです。

 

共通する点としては最上級モンスターはマキシマムモンスターの真ん中の存在から多く採用する形が多いということですね。

そのレベル10の最上級モンスターを如何に活用するかがこのデッキのキーとなっていて、《天の加護》などを使うことによって単純な手札交換につながります。

 

下級モンスターはマキシマムモンスターのパーツを除けば比較的少ない採用になるかと思います。

その分魔法・罠カードの採用も多くなりますね。

③のコントロールデッキとは違い自分のターンに如何にマキシマムモンスターを揃えるかにかかっているので比較的魔法カードも多く採用される形となります。

 

デッキの割合のオススメとしては「最上級8~9:下級20~22:魔法・罠10~12」となっています。

最上級モンスターのうち3枚ないし、6枚はマキシマムモンスターとなっていますね。

最上級がこれだけ多くとも魔法カードによって手札入れ替えが可能になっていますのでそこまで問題はありません。

 

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デッキは通称Wマキシマムと呼ばれる【マキシマム召喚】デッキを紹介します。

2種類のマキシマムモンスターを採用することによってどちらかのマキシマム召喚することを目的としております。

今回採用しているマキシマムモンスターは《幻竜重騎ウォームExカベーター》と《大恐竜駕ダイナ-ミクス》を採用しています。

どちらのカードも環境デッキの一つである【竜魔】に強いカードのため採用しています。

 

揃える方法としては基本的にドローソースを多く入れ、素早く揃えることを目的としています。

揃えた後は《10sionMAX!!!》を使うことによって相手に大ダメージを狙っていきます。

対して対マキシマムモンスターには少し弱いので相手のマキシマムモンスターが揃えう前に倒していきたいデッキとなっています。

 

まとめ

ということで今回は「ルーシーのラッシュデュエル講義~デッキタイプ別デッキ比率編~」をお送りさせていただきました!

  1. 速攻型
  2. バランス型
  3. コントロール
  4. 上級活用型
  5. デッキ切れ型
  6. マキシマム召喚型

タイプとしてはこの6つを紹介させていただきましたが、前回同様今回もあくまで目安として書かしていただいております。

 

また今回紹介しているデッキ比率というのは2021/9/11現在の話となっています。

なのでカードプールが広がれば全く変わったデッキ構成になる可能性ももちろんあります。

 

9月18日には新しいパックである「エクストラ超越強化パック」も発売されます。

このパックは新しく「フュージョンモンスター」が収録され、同時にエクストラデッキを活用することになります。

これによって新戦術が生まれる可能性も多いにあります。

 

だからこそ今後も好きなように組んでデッキを回して欲しいですね。

前回と今回の記事で初心者の方々にも参考にしていただき、実践で調整していただければなと思います。

最終的には自分が思うようにデッキを組んでラッシュデュエルの民が増えれば私はとても喜びます!

 

それではここまでルーシーがお送りいたしました!
それではまた次回!