ルーシーの遊戯王とサブカル集会所

主に遊戯王について。他にもアニメや私の投稿している動画についても書きます。

「エクストラ超越強化パック」の注目カードをご紹介!

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どうもルーシーです。
今回は「エクストラ超越強化パック」の注目カードをいくつか紹介したいと思います。

 

※転載等禁止のため未発売のカードの画像やテキストは省いております。
詳細は公式HPにて確認お願いいたします。

 

今回の注目は何と言ってもフュージョン召喚」及び「フュージョンモンスター」ですよね!

様々な種族の「フュージョンモンスター」が登場したことにより色々なデッキでエクストラデッキを活用する姿が目に見えて浮かびます。

またこの「フュージョンモンスター」はマキシマムモンスターよりも効果は控えめですが、マキシマム召喚よりもデッキ構築を歪めることなく投入することができそうで個人的にはかなり好きな要素になりそうだと感じています。

 

また「フュージョン召喚」及び「フュージョンモンスター」のサポートとなるカードはどれも優秀でとくにフュージョン》と《スター・リスタート》入れるだけでもお手軽「フュージョン召喚」出張ができそうなのが良いところだと思います。

 

今度も登場するのかわかりませんが期待高めなパックになっております!

 

 

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《イマジナリー・アクター》

通常モンスター
星1/光属性/機械族/攻 500/守 500
笑う以外の感情表現を持ち合わせていない機械人形。観客の表情をエネルギーとしている。

融合モンスターである「メタリオン」やサポートカードである「虚鋼演機」を使うにあたって留意しておかなければならない必須カードですね!

  • 《イマジナリー・アクター》+《ソード・ダンサー》=《メタリオン・アシュラスター》
  • 《イマジナリー・アクター》+《サーペインター》=《メタリオン・ヴリトラスター》
  • 《イマジナリー・アクター》+《マジック・ジャグラー》=《メタリオン・エーラクレスター》
  • 《イマジナリー・アクター》+《グレイスザウルス》=《メタリオン・ラードンスター》

それぞれの効果はさすがに全部書くと長くなるので各々で確認してもらうことになりますが、《イマジナリー・アクター》はこれらの融合素材として必須になってくるモンスターです。

だからこそドローソースによって手札に引き込んだり、《スター・リスタート》や《デーモンの呼び笛》などで墓地にいっても再利用するといった行動を取らなければ安定して「フュージョン召喚」を行うのは難しいかと思われます。

 

逆にいうと「レベル1・光・機械・通常モンスター」というステータスはとても優秀で守備力が500ということもあり「虚鋼演機」シリーズの適用内というのはとても優秀なモンスターです。

 

先ほども言ったようにこのカードは通常通常モンスターなので《デーモンの呼び笛》対応、レベル1なので《1アップ》で蘇生可能、光・機械なので《最強旗獣エイムイーグル》や《最強旗獣サージバイコーン》などの対象になることも可能です。

 

「メタリオン」やその素材のサポートとなる「虚鋼演機」ももちろんこのカードの適応内で、《虚鋼演機再動》 で「メタリオン」以外のカードとしての選択肢として《イマジナリー・アクター》を蘇生できるのはとても優秀なカードです。

また《虚鋼演機攻流》の追加効果を得るためにも《イマジナリー・アクター》が必要で、「メタリオン」に使えば攻撃力4300にもなりマキシマムモンスターすら余裕で突破できる攻撃力を得ることができますね。

「メタリオン」の融合素材となるモンスターでも素で攻撃力1400ありますので、1500アップすれば2900にもなり最上級モンスターすら一方的に倒すことができるステータスとなりますね!

 

「メタリオン」軸の「フュージョン召喚」には必須ですし、「最強」シリーズのサポート対象としてなども使えるカードですので持っておくと後々便利なカードになっていくかもしれませんね!

 

《ウィスパーク・F・ガール》

フュージョン・効果モンスター
星7/炎属性/魔法使い族/攻2200/守1600
「スパークハーツ・ガール」+「ささやきの妖精」
【条件】手札1枚を墓地へ送って発動できる。
【効果】相手の墓地のモンスターを2体まで選んでデッキに戻す。その後、相手フィールドの全ての表側表示モンスターの攻撃力をターン終了時まで500ダウンできる。 

汎用×汎用=最強といった「フュージョンモンスター」がこの《ウィスパーク・F・ガール》となります!

効果は元々の素材となった《スパークハーツ・ガール》や《ささやきの妖精》を元にしていますが差異が少しありますね。

 

まず前半の効果である「相手の墓地のモンスターを2体まで選んでデッキに戻す」は元の効果となった《ささやきの妖精》と同じですがこのカードを出す利点は何と言っても相手のモンスターを合計4枚戻せるということに他なりませんね。

相手のモンスターを戻すということはラッシュデュエル最強格のカードである《ダーク・リベレイション》を始め様々なカードを妨害するのに役に立ちます。

 

とくにここ半年の間に墓地のカードを利用するカードは《エンシェント・バリア》や 《陰陽封陣》など条件で墓地のカードを必要とするカード、《ロイヤルデモンズ・フェイザー》や《魔将方円舞》など効果で墓地のカードを対象とするカードなどかなりの増加傾向にあります。

《ささやきの妖精》⇒《ウィスパーク・F・ガール》の流れによって相手モンスターを合計4枚戻せるというのはそれだけメリットが大きいカードになると思われます。

 

次に追加効果である「相手フィールドの全ての表側表示モンスターの攻撃力をターン終了時まで500ダウンできる」という効果も非常に強力です。

元の効果である「自分の墓地の「火の粉」「火の粉のカーテン」をそれぞれ1枚まで選んで自分の魔法&罠ゾーンにセットできる」の効果は失いましたがその代わりに相手の攻撃力を下げる範囲が1体から全体に変わりました。

この変化はとても大きく、1体でもいいし3体でもいいというのは強力無比なカードに変わりました。

 

このカードの影響をもろに受けるのはやはり【竜魔】デッキでしょう。

このカードをフュージョン召喚」した後にこのカードの効果を使い、《連撃竜ドラギアス》で相手モンスターを殲滅するのは単純にして強い動きだと思います。

…手札消費が多いことは置いておきます

 

またこのカードはレベル7の魔法使いなので「ロード・マジック」の発動条件を満たすこともできますね。

素材の汎用性も考えれば非常に万能なカードになりそうです!

 

《ケミカルキュア・パープル》

フュージョン・効果モンスター
星7/闇属性/サイキック族/攻2600/守 900
「ケミカルキュア・レッド」+「ケミカルキュア・ブルー」
【条件】手札の魔法・罠カードを3枚まで墓地へ送って発動できる。
【効果】自分は[この効果の条件で墓地へ送ったカードの数]だけドローする。その後、自分は900LP回復できる。

《ケミカルキュア・レッド》+《ケミカルキュア・ブルー》で出てくるモンスターです。

名前からしてネタ感がありますが効果や素材はそこまで弱いものではありません。

 

《ケミカルキュア・パープル》の効果を解説する前にまず素材の効果2種について解説していきますね。

《ケミカルキュア・レッド》と《ケミカルキュア・ブルー》の効果はほとんど同じでそれぞれライフを回復し、対応する魔法カードを回収する効果となっています。

 

《ブルー・ポーション》と《レッド・ポーションは単純に使えば《治療の神 ディアン・ケト》の完全下位互換となってしまいますが、《ケミカルキュア・レッド》と《ケミカルキュア・ブルー》の効果でそれぞれ墓地から任意の枚数回収することができます。

これらの回収効果は手札コストを要求するカード、《ささやきの妖精》や《エーテル・シーカー》のコストに使うことができます。

また魔法・罠ゾーンにセットすることでブラフすることも可能です。

 

先ほど《治療の神 ディアン・ケト》の完全下位互換と言いましたが《ブルー・ポーション》もしくは《レッド・ポーション》の3枚、《ケミカルキュア・レッド》もしくは《ケミカルキュア・ブルー》の効果を使えばMAXでそれぞれライフを1600か2000回復することができるのでそこまで悪いものではないですね。

 

さてメインの《ケミカルキュア・パープル》ですが、手札の魔法・罠カードを3枚まで墓地へ送ることでその枚数分手札交換を行い、さらにライフを900回復することができます。

普通に使うにはなかなか手札コストを賄うことが難しいですがそこはやはり上記の《ケミカルキュア・レッド》もしくは《ケミカルキュア・ブルー》の効果を使うべきでしょう。

上記の《ケミカルキュア・レッド》もしくは《ケミカルキュア・ブルー》で手札に《ブルー・ポーション》か《レッド・ポーション》を回収したあとにそのまま「フュージョン召喚」する流れは単純に強力です。

回収しやすいように《ロマンス・ピック》などで墓地肥やししてもいいですね。

 

手札交換というのはラッシュデュエルにおいてはかなり強い戦術になるので素材的には汎用ではありませんが、専用デッキを組めばなかなかに面白いデッキになるのではないでしょうか。

 

エーテル・シーカー》

星4/地属性/戦士族/攻1000/守1200
【条件】手札の魔法・罠カード1枚を墓地へ送って発動できる。
【効果】相手フィールドの表側表示モンスター1体を選び、その攻撃力をターン終了時まで300ダウンする。自分の墓地に「フュージョン」がある場合、さらに相手フィールドの魔法・罠カード1枚を選んで破壊できる。

ついに下級モンスターで相手の魔法・罠カードを破壊するカードが登場しました!

今までは魔法・罠カード、あるいは最上級モンスターでしか魔法・罠を破壊することができませんでしたが条件付きとはいえこのカードは下級モンスターながら魔法・罠を破壊することが可能となります。

 

手札コストとして魔法・罠を要求するのがネックですが上記の《ケミカルキュア・レッド》や《ケミカルキュア・ブルー》などの効果を利用するのも悪くないかもしれません。

 

またこの手札コストは一見デメリットしかないように思えますが、実はメリットもあります。

後者の追加効果が《フュージョン》を要求しているのですが、これで手札コストとして《フュージョン》を送っておけば効果処理時にはすでに《フュージョン》が墓地に落ちていることになるためそのまま追加効果を使うことができるという点ですね。

かなり必須のテクニックになってくると思われますので覚えておきましょう!

 

さて追加効果は《フュージョン》が墓地にあるときに魔法・罠の破壊となりますが、メインの効果は相手モンスターの弱体化です。

攻撃力を300下げる効果は決して弱いわけではないですが、弱体化としての数値はそこまで強いものではありません。

魔法・罠を1枚捨てて相手モンスターの攻撃力を300下げるだけではやはり割に合わないので、墓地に《フュージョン》があるときの追加効果を狙っていきたいものです。

 

そして何より注意しなければならない点は相手モンスターを弱体化しなければ追加効果を発動できないという点ですね。

どういうことかというと「相手にモンスターが存在しない」、または「裏側守備表示のモンスターがいない」場合にはそもそも弱体化効果が使えず且つ魔法・罠の破壊効果を使用することができません。

 

これが地味にネックで例えば相手のデッキが【竜魔】だった場合に相手のモンスターが全て裏側守備表示の状態で総攻撃を仕掛けようとしたら相手の《ダーク・リベレイション》の発動を許してしまった!ということになりかねません。

相手のモンスターが都合よく表側表示であれば問題ありませんが、モンスターがいない場合や裏側守備表示のモンスターしかいない場合もあるかと思います。

その場合はやはり《マジカル・ストリーム》や《ハンマークラッシュ》といった単純に魔法・罠を破壊できるカードに軍配が上がりますので時と場合を選ぶカードといえます。

 

とはいえ戦士族デッキや《フュージョン》を使うデッキであれば間違いなく便利なカードなので「フュージョン召喚」するデッキでれば3枚入れても個人的には問題ないカードだと思います。

 

《スター・リスタート》

通常魔法
【条件】手札1枚をデッキの下に戻して発動できる。
【効果】自分の墓地の通常モンスター(レベル5以下)1体を選び、自分フィールドに表側表示で特殊召喚する。その後、自分の墓地の「フュージョン」1枚を選んで手札に加える事ができる。

最強の「フュージョン召喚」サポートカードです。

 

はっきり言ってこのカード少し壊れていると思います(笑)

だって、手札コストがあるとはいえ墓地から蘇生してなおかつ《フュージョン》回収ですよ。

どう考えても強いでしょ。

 

…ごほん。

さて本題ですがこのカードは墓地のレベル5以下の通常モンスターを蘇生することができるカードです。

対象は上記でも挙げた「メタリオン」の素材であるモンスター全てに、《魔導騎士-セブンス・パラディンの素材であるロードスターの剣士》、《超撃龍ドラギアスターF》の素材である《ザ☆ドラゴン》などが「フュージョン召喚」としてのサポートとなります。

 

追加効果であるフュージョン》を墓地から回収する効果と合わせれば《フュージョン》+「フュージョンモンスター」の素材のうち1体を揃えることができますので「素材が手札に1体しかいない!」という状況下でも狙っていけるのは大変便利な効果となっていますね。

 

もちろん「フュージョン召喚」サポートですので通常はこの使い方になると思いますが、単純に墓地からモンスターを特殊召喚する蘇生カードとしての使い道としても十分強さを発揮すると思います。

その中でも抜群の相性を誇るのがレジェンドカードである《サイバティック・ワイバーン》と《千年の盾》です。

どちらもレベル5の通常モンスターですので効果適用内で、蘇生できる最強のモンスターになります。

表示形式は指定されていないので攻撃表示、守備表示どちらでも蘇生できる点も非常に好相性となります。

手札コストを要求しますが結局はアドバンス召喚する枚数は変わらずむしろ条件が緩い蘇生カードは貴重なので、【攻撃力0】デッキや【風バニラ】デッキには貴重なカードになるかもしれません。

 

墓地から回収した《フュージョン》は単純に効果を使うだけでなく《エーテル・シーカー》といった手札コストとして使うこともできるのが便利です。

こちらは任意ですがやはり手札コストを使うのでできれば《フュージョン》を回収する効果も狙っていきたいですね。

 

《天使の施し》

通常魔法(LEGEND)
【条件】なし
【効果】自分は3枚ドローする。その後、自分は手札2枚を選んで墓地へ送る。

さすがにこのカードに注目しないわけにはいかないですよね(笑)

OCGでは《強欲な壺》と同様禁止カードに指定されている《天使の施し》がついにラッシュデュエルにも登場しました!

 

《強欲な壺》との比較がされそうなのでまず言っておきますと、《強欲な壺》は使うだけで単純にボートアドバンテージが+1となる効果を持っていますがそれ以上でもそれ以下でもありません。

まあこれが単純に強いのですが、《天使の施し》はこのボートアドバンテージを得られない代わりにデッキの回転力と墓地肥やしできる点で大きく勝っています。

 

いるカードを手札に加えて、いらないカードを墓地に落とすことができるというのはかなりメリットが大きいと思います。

条件にある「自分の墓地のモンスター〇体をデッキに戻して発動できる」みたいな効果をサポートできるだけでなく、墓地にモンスターを落としてそのまま蘇生効果を使うみたいなこともできるというのは非常にメリットが大きいと思います。

 

【マキシマム召喚】でも必要なパーツを引き込みといらないパーツを捨てることができるのでかなり有用性が高いと思います。

 

上記で説明した「フュージョン召喚」のサポートしても優秀で《フュージョン》《イマジナリー・アクター》を墓地に送って《スター・リスタート》で回収するなんてこともできます。

 

総じて効果だけ見れば弱いところがなく、レジェンドカードですので《死者蘇生》とどちらを入れるか、といった程度でしかないので《死者蘇生》を入れないのであればこのカードを入れる優先順位は非常に高くなると思います。

…いや本当強すぎて言うことがほとんどないですよ(笑)

 

まとめ

ということで今回は「エクストラ超越強化パック」の注目カードを紹介させていただきました。

 

今回の注目的には「フュージョンモンスター」がメインとなりますのでそちらを多く紹介しようと思いましたが、さすがに数が多すぎるのと専用的なカードが多すぎたので今回は一部のモンスターだけにして紹介を見送らしていただきました。

今言ったように今回のパックは「フュージョン召喚」及び「フュージョンモンスター」がメインとなるパックです。

様々な種族の「フュージョンモンスター」が登場することにより対戦の風景に一般的に使われると思います。

今後どう増えるかはわかりませんが期待の高いパックの1つになることと思います。

 

上記では触れませんでしたが今回のパックにはレジェンドカードの一つとして《戦士の生還》も収録されています。

こちらはマキシマムモンスターである《ヴァスト・ヴァルカン》、召喚時にしか効果を使えない《魔将ヤメルーラ》、あるいは「デッキ改造パック 混沌のオメガライジング!!」に収録されている戦士族などと相性が良いカードですのでこちらにも注目ですね!

 

また今回のパックには取り上げたカード以外にも《ザ☆パワーアップ》《ザ☆バリア》といった汎用カードも収録されております。

レアリティもノーマルで収録ということでかなりお手軽に強化できるカードとなっています。

「最強バトルデッキ」の中に入っているカードだけで「フュージョン召喚」できる「フュージョンモンスター」も入っているため、「最強バトルデッキ」+「エクストラ超越強化パック」で初心者の方々が始められても面白いのではないでしょうか?

 

ここまでルーシーがお送りいたしました!
それではまた次回!