どうもルーシーです。
今回はちょっと真面目な話になります。
先日遊戯王公式から「無断転載禁止」の告知が発布されました。
ネット上のマナーとして存在する「無断転載禁止」…
それがいかようなことなのか話していきたいと思います。
それと並行して「プロキシ」の話もしていきたいと思っています
それではどうぞ。
「プロキシ」のあれこれ
「プロキシ」とは?
元々の意味としては英語で『代理』を意味する「proxy」に由来します。
TCGにおける「プロキシ」とか所持していないカードを印刷等するなどといった代用品になります。
当たり前ですが公式大会では使用できません。
あくまで友達間といった私的目的のみ使用することができるものです。
もし公の場でやる場合は公式を除いたとしても基本的には相手の了承が必要であり、テキストやルール等の確認は別途用意する必要がありますね。
プロキシを使う一番の理由はカードを未所持でデッキの調整をする場合でしょう。
私も昔はデッキを仮組する場合よく紙にカード名を書いて「これ〇枚にするかぁ」などといった調整をしていた記憶がありますね。
少しデッキを本格的にいじろうとする人たちならばこういう経験は少なからずあるのではないでしょうか。
デッキはやはり回してみないと実際の動きがわかりませんからね。
とくに引きすぎや事故の確率といった問題はこの調整が重要になってくるものです。
そのため「プロキシ」を利用することが多い理由ですね。
「プロキシ」の問題点
先ほども言いましたが「プロキシ」は私的目的のみ使用を目的としたもので普通であれば公の場で憚るものです。
「私的目的」というのが重要でデュエルスペース等といった公の場でも使用するのに対戦相手に条件を伝え了承を得れば使用することに何も問題ありません。
逆にいうとそれ以外の目的であればちょっと問題になってくることもあるわけですね。
例えば金銭目的や不必要な情報提供などですね。
お金もそうですが偽造行為は違法ということは誰しもわかることだと思いますが、それはカードでも変わりません。
こんなことする人いないとは思いますが偽の遊戯王カードを作って金銭授受、売買することは立派な犯罪になります。
また違法ではありませんがプロキシを使うことによって情報が不明慮になり、勝敗に影響してくるのであれば「プロキシ」を使うことを避けるべきです。
ただ前者と違ってこちらはインターネットという文明の利器があるので、時折効果を確認するのも手です。
がやはり時間を取られてしまうことを考えればある程度は効果を把握しておくのが一番だと思いますね。
「無断転載」のあれこれ
公式の「無断転載禁止」のお話
さてここからは少し話が変わって「無断転載禁止」のお話をします。
遊戯王に限らずあらゆるサイトや動画などの転載はその元の所有者の許可がいるものです。(もちろん例外もあります)
そして同時に転載するにあたって責任を持つようになります。
これが大前提です。
「無断転載禁止」とはいかなる場合においてもそれを許可できない状態で本家大本のみが使うことを許された状態と言えるでしょう。
それを踏まえた上で遊戯王公式サイトの発表をどうぞ。
【お知らせ】当サイトにおける情報・画像に関して
— 【公式】YU-GI-OH.jp (@yu_gi_oh_jp) 2020年9月1日
当サイトでは掲載情報や画像の無断転載を禁止しております。
詳細は該当記事をご確認ください。https://t.co/yc5TxxiBO9
※個別でのお問い合わせにはお答えしておりません。 pic.twitter.com/sY3I8Fk6l1
公式が表明したとのことで遊戯王界隈では少し話題になりました。
ただ書いていることはいたって普通のことでこれが当たり前なんですよね。
結局は公式サイトからの無断転載が横行していたために改めて告知されただけですので。
最近は動画やブログサイト、あるいは販売するための宣伝としてのPOPなどといったことに流用されることが多かった印象です。
私も一ブロガーとして、一動画投稿者として気を付けていましたが改めて気を付けなければと思いました。
詳しくは公式サイトに書かれていますがtwitterにスクショを張る等もダメなので気をつけなければなりません。
「無断転載禁止」の勘違いしてはいけないこと
あくまで勘違いしてはいけないことなのですが、「掲載情報や画像の無断転載を禁止」というのは掲載されている情報を一切使えないということではないです。
映画で例えるとわかりやすいと思いますが、映画の映像のコピーや転載は罪に問われることはご存じだと思います。(あの有名な映画泥棒ですね)
しかしながらその映画のタイトルや楽曲名、あるいは映画に出てくる俳優といった情報は禁止されていないはずです。
これはあくまで例えなので何から何まで同じってわけではないですが、一部は同様のことが言えると思います。
またカードに付随する情報は問題ないという点です。
どういうことか説明します。
ここでは「クリッター 」を例に挙げます。
この「クリッター」の名前やテキストは禁止だとしても、「クリッター」に対する相性の良いカードの名前や間接的な用語である「サーチ」といった言葉は禁止されていないという点です。
この言葉は「クリッター」に関する情報ですが、直接示唆した言葉ではないからですね。
あくまで「掲載情報や画像の無断転載を禁止」というだけであって全ての情報が規制されているディストピアのようなことではないです。
勝手に拡大解釈して言葉狩りするような方々もいらっしゃいますが、引用してOKな部分とダメな部分はしっかりと見極めなければなりません。
「プロキシ」と「無断転載禁止」の関係
最初に申し上げたように今回はなぜ「プロキシ」の問題点と「無断転載禁止」の話題を同時に取り上げたかとお申しますと、
――個人で使う「プロキシ」は「無断転載」には引っかかりません。
ずばりこれが言いたかっただけです、はい。
私はあるDiscordのサーバーにお邪魔させていただいているのですがプロキシがこれにひっかかるかどうか気にしている方が結構いらっしゃるためです。
先ほども申しましたがこれは問題はありません。
もちろんモラルといったことはあるので大っぴらにすることではありませんが、利益目的などではなければ問題ないはずです。
もちろん利益目的などでなくても画像や映像をネット上にアップロードすることは「無断転載」にあたりますので、元サイトから参考にプロキシを作ったとしてもネット上あげることは控えなければなりません。
まとめ
ということで今回は「プロキシ」と公式の情報・画像の「無断転載禁止」のお話をさせていただきました。
結構ざっくりいこうと思っていたんですが想像以上に長くなってしまいました…(笑)
ただ大事なことなので省略するわけにもいかないんですよねぇ。
やはり真面目なこと書くと文字数が多くなってしまいますね、難しい。
それではここまでルーシーがお送りいたしました!
また次回!