どうもルーシーです。
今回はレギュラーパックのことについて話していきたいと思っています。
11期に入ってアニメはラッシュデュエルの販促アニメへと移行し、OCGのアニメはなくなりました。
それによって通常パックではアニメ産テーマがなくなり、以前に増して既存テーマの強化の流れが大きくなりました。
決闘者もこの流れには大きく満足している方々も多かったと思います。
私もその一人でした。
しかし先日の「BLAZING VORTEX」の既存テーマの強化である問題が浮き彫りになったのではないかと感じました。
※実際には以前からその問題はあったが少数で済んでいた。
今回はその問題点を交えながら11期からのレギュラーパックの話をしていきたいと思います。
11期レギュラーパックからの変更点まとめ
まずはおさらいとして11期からのレギュラーパックの変更点をざっくりおさらいしようと思います。
主な変更点として
- 販促アニメがラッシュデュエル移行に伴いアニメ産カードの消失(既存のアニメ産カードは封入されています)
- 上記より過去産の既存テーマの強化が増加
- 20thシークレットレア→プリズマティックシークレットレアに変更
- アルティメットレア・ホログラフィックレアの仕様が変更
- ウルトラレアの収録種類数増加(6→8)
- 初回生産限定で「+1プラスワンボーナスパック」同梱
などがありますね。
6つあるうちの下4つに関しては仕様変更など基本的には嬉しい仕様ですね。
とくにウルトラの収録数増加や「+1プラスワンボーナスパック」あどは嬉しい要素ではないでしょうか。
しかし今回注目して欲しいのは上記の二つ。
とくに「過去産の既存テーマの強化が増加」がポイントです。
既存のテーマ強化は基本的には嬉しいことが多いです。
「RISE OF THE DUELIST」では暗黒騎士ガイア、堕天使、コアキメイルといったテーマが。
「PHANTOM RAGE」では幻影騎士団、インフェルニティ、プランキッズといったテーマが。
そして「BLAZING VORTEX」ではすでにアームド・ドラゴン、WW、魔轟神といったテーマが収録されてることが決定されております。
楽しみですよね!
既存テーマ強化の弊害
基本的にプラス面が多い11期のレギュラーパックです。
当然デメリット……というか弊害なんですがそちらも存在します。
これが今回のテーマ内容なんです。
ずばり既存テーマ新規カード獲得からの需要増加による供給の少なさです。
再録の回数や出たパックの年代を考えれば「RISE OF THE DUELIST」ではコアキメイル、「PHANTOM RAGE」ではインフェルニティ、そして「BLAZING VORTEX」は魔轟神が該当しそうですね。
もちろん他のテーマも再録していなければ厳しいのには変わりないのですがここらへんのテーマは共通してかなり古いテーマなんですよね。
6期のころにテーマデッキ(デザイナーズデッキ)が意図して環境デッキへと昇格していった時期なんですが、先述のコアキメイル、インフェルニティ、魔轟神はそのころのテーマなのです。
年でいうと10年くらい前のカードですね。
それが再録されてない(もしくは再録されていたとして再録すら古い)となれば集めるのはかなり厳しいと思います。
これが私の言う弊害ですね。
なぜ弊害が起きるのか?
10期まではアニメがあったためレギュラーパックにはそれなりにアニメ産のカードが収録されていました。
またアニメ産でないにしても基本的には10期に登場したテーマの強化が主に入ってたために既存テーマの強化枠がかなり絞られていたというのは記憶に新しいと思います。
しかしアニメ産がなくなったことによりその枠がほぼ全て既存テーマの強化に回されました。
新規テーマを除けば全て既存テーマの強化と呼べるでしょう。
そのため今まで強化できなかったテーマも11期から強化されるような流れができつつあります。
しかしながら同様に過去のテーマは再録が少ないと手に入らないという問題が出てきます。
比較的最近出たテーマならば手に入ることは容易ですし、「ライトロード」等の適度に新規カード持っているテーマは再録回数が多かったりするため問題ありませんが、10年ぶりの新規のテーマとなると話は変わってきます。
需要に対して供給が圧倒的に足りないのです。
10期までであればリンクブレインズパックやトーナメントパックで足りていたのですが、11期からの既存テーマの強化の増加はこのアフターケアが不十分に感じてしまいますね……
とくにDT(デュエルターミナル)産のテーマはかなり入手難易度が高く、値段が高いのならまだしもそもそも店に在庫がないことが頻発するでしょう。
私も先日4件ほどカードショップを回りましたが「魔轟神」のシングルを置いている店が圧倒的に少なく置いていても数枚しかないことなどざらにありましたね。
これがカードが集まる都会やネットでなら問題ないでしょうが、サテライト民にとっては少し厳しいかもしれません。
先日の遊戯王のストラクチャーデッキの投票にて「ガスタ」もあったように、それに関連してDT産テーマはどこか特別なパックでまとめて再録して欲しいですね。
「氷結界」は確定したストラクチャーである程度まとめて手に入ると思いますが。
まとめ
ということで今回は「レギュラーパックのアニメ産テーマがなくなったことによる弊害」のお話をさせていただきました。
色々言いましたが結局はテーマ強化に対して以前までのカードの入手難易度による高さが浮き彫りになった形だと思いますね。
元々高いのが多かったですが、それが頻発してしまうというのは問題になると思います。
高いのも困りますがそれ以上に置いていないですからね…。
また今回は「魔轟神」でお話させていただきましたが「アームド・ドラゴン」を手に入れるのもなかなか難しいと思います。
一応「デュエリストパック-レジェンドデュエリスト編2- 」にてレベル3、5、7は再録されていますが、10は再録されていませんからね。
まあ使うかはわかりませんが(笑)
それではここまでルーシーがお送りいたしました!
また次回