どうもルーシーです。
今回は「遊戯王ブログナビ」様の企画である『第1回遊戯王ライターバトル3on3』に参加しましたのでそちらの記事を書かせていただきました。
この『第1回遊戯王ライターバトル3on3』の記事を私が初っ端を飾ることになり、ルールを知らない方もいらっしゃると思いますのでURLとともに軽くルールを紹介したいと思います。
今回の企画のポイントは
・チーム戦
・全遊戯王カードの中からランダムに選ばれたカード10種からのピックアップ
・遊戯王ブログナビ内のいいねの数での評価
この3つです!
その他の詳しいルールはURLを参照お願いいたします。
そして今回このイベントの目的ですが、優勝を競い合うことももちろん大事ですが一番の目的は「遊戯王ブログ文化をより一層盛り上げる」ことであり楽しむイベントとなっています。
私、私のチームに「いいね」してくれるのが一番ですが、他の方々の記事も是非見ていって欲しいですね。
こちらが各チームの投稿日程となっています。
先述したように私が一番手を飾っております。
チーム戦ということで頑張って書きましたのでどうぞよろしくお願いいたします。
それでは本題に入っていきたいと思います。
《エクゾディア・ネクロス》というカードをご存じでしょうか?(ありきたりな導入)
発売時期は第三期第四弾「ガーディアンの力」に収録されたパッケージモンスターです。
このパックには《異次元の女戦士》や《蝶の短剣-エルマ》、《おジャマトリオ》といった禁止・制限カードの経験を持つカードも多く収録されている一方で、今でも構築難易度が超高い「ガーディアン」がシリーズとして登場したパックですね。
主に「乃亜編」で活躍されたカードが収録されており……
え?《エクゾディア・ネクロス》の話をしろって?
――――なかなか導入しない時点で察しろ。
《エクゾディア・ネクロス》の効果を見る
《エクゾディア・ネクロス》のステータスや効果は以下の通りである。
特殊召喚・効果モンスター
星4/闇属性/魔法使い族/攻1800/守 0
このカードは通常召喚できない。「エクゾディアとの契約」の効果でのみ特殊召喚できる。
(1):このカードは戦闘及び魔法・罠カードの効果では破壊されない。
(2):自分スタンバイフェイズに発動する。このカードの攻撃力は500アップする。
(3):自分の墓地に「封印されしエクゾディア」「封印されし者の右腕」「封印されし者の左腕」「封印されし者の右足」「封印されし者の左足」のいずれかが存在しない場合にこのカードは破壊される。
以下は《エクゾディアとの契約》の効果です。
通常魔法
(1):自分の墓地に「封印されしエクゾディア」「封印されし者の右腕」
「封印されし者の左腕」「封印されし者の右足」「封印されし者の左足」が存在する場合に発動できる。
手札から「エクゾディア・ネクロス」1体を特殊召喚する。
まあ20年前のカードって言ったらなものだよね~。
この2カ月前に《魔導サイエンティスト》や《同族感染ウィルス》、《マスドライバー》が登場してるし、この5か月後に当時最凶であった《カオス・ソルジャー -開闢の使者-》や《混沌帝龍 -終焉の使者-》が登場したこと以外は些細な問題ですよね!
《エクゾディア・ネクロス》を考察してみる
20年近く前のカードを改めて考察するブロガーがいただろうか、いやいない。(反語)
このカードの解説ポイントは3つありますね。
- このカードの特殊召喚方法及び関連カードのサーチ方法
- このカードの耐性
- 弱点を見る
まずは①からです。
このカードの特殊召喚方法に必要なカードとして、手札に必要なのは《エクゾディア・ネクロス》と《エクゾディアとの契約》、墓地には《封印されしエクゾディア》《封印されし者の右腕》《封印されし者の左腕》《封印されし者の右足》《封印されし者の左足》の5枚ですね。
いや重すぎるやろ!
《カオス・ソルジャー -開闢の使者-》を見てみろ!
墓地に光・闇それぞれ1枚と自身が手札にあることだけやぞ!
……まあ文句を言っても仕方ないのでこのカードの揃え方を考えましょう。
まず考えられるのが 「エクゾディア」サポート…というよりも《魔神火炎砲》だろう。
永続罠
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。手札・デッキから「封印されし」モンスター1体または「エクゾディア」カード1枚を墓地へ送り、対象のカードを持ち主の手札に戻す。
(2):このカードが魔法&罠ゾーンから墓地へ送られた場合、自分の墓地の「封印されし」モンスター1体または「エクゾディア」カード1枚を対象として発動できる。そのカードを手札に加える。
このカードのおかげで幾枚のカードを送ることができるし、墓地に送られれば《エクゾディア・ネクロス》と《エクゾディアとの契約》をサルベージすることができる。
《マジシャンズ・ソウルズ》で《魔神火炎砲》を送ることができるのでこの点も相性はいいだろう。
ただこれには明確な欠点がありますね。
そう、時間がかかりすぎる点です。
「封印されし」モンスターを5枚送るのに最低でも往復5ターンはかかってしまいます。
そんな悠長なことをしているのであれば試合が終わってしまっているだろう。
ということでこの案は廃案となる。
2つ目に属性や種族を活かす点です。
幸いにして闇属性や魔法使い族はサポートがそこそこに方法なので使いやすいカードが多いですね。
ドローソースが豊富なところもポイントでしょう。
ただし明確なサーチカードがないのが欠点となります。
これは特殊勝利で勝てる《封印されしエクゾディア》を警戒してのことですね。
まあ「そりゃそうだ」としか言いようがないですが、これは言い案だと思いますがここに全て依存してしまうのは少し問題ですね……
次に②の耐性についてです。
このカードの耐性は「このカードは戦闘及び魔法・罠カードの効果では破壊されない」です。
このカードの耐性を見てどう思うでしょうか?
私ははっきり言って弱いと思います(笑)
バウンスや除外には無力なのはまだしもモンスター効果に一切耐性ないのが本当弱いとしか言いようがありません。
当時ですら《異次元の女戦士》とかにすら無力だったのに、今の環境だと…うん。
このカードを見てパッと思いついた相性良いカードといえば《安全地帯》でしょう。
永続罠
フィールドの表側攻撃表示モンスター1体を対象としてこのカードを発動できる。
(1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、その表側表示モンスターは、相手の効果の対象にならず、戦闘及び相手の効果では破壊されず、相手に直接攻撃できない。このカードがフィールドから離れた時にそのモンスターは破壊される。そのモンスターがフィールドから離れた時にこのカードは破壊される。
このカードと《エクゾディア・ネクロス》と組み合わせた耐性は対象耐性、戦闘及び効果破壊耐性であり、なおかつ《安全地帯》が破壊されても《エクゾディア・ネクロス》の効果で破壊されません。
まさに抜群の相性となるでしょう。
さっきから散々コケにしてきたこのカードですが、③の弱点を見ていきたいと思います。
前述のように関連カードを揃えることの難しさ、耐性の貧弱さは置いておいてもう一つ明確な弱点を言いたいと思います。
それは《エクゾディア・ネクロス》の③効果。
「自分の墓地に「封印されしエクゾディア」「封印されし者の右腕」「封印されし者の左腕」「封印されし者の右足」「封印されし者の左足」のいずれかが存在しない場合にこのカードは破壊される。」
正気ですか?
1枚でも欠ければ破壊されてしまう効果というのはさすがに対策が使用がないと思います。
バウンス、除外いずれでもダメなのでもはや本当……。
これに関してはあきらめた方が身のためだと思いますね、はい。
デッキ案
《魔神火炎砲》は廃案っていったじゃないかって?
「あれは嘘だ」
今回のデッキは基本的には【ウィッチクラフト】で戦線維持を行い、様々なドローソース及び《黒き森のウィッチ》で必要なカードをサーチします。
各カードの役割
基本的には戦線維持役となっていますね。
また各種「ウィッチクラフト」魔法カードは《マジシャンズ・ソウルズ》のコストになってくれる便利カードです。
万能サーチカード。
《聖魔の乙女アルテミス》に変換すればすぐにサーチが可能となる。
一番の目的はドローソースとしての役割だが、場合によっては《魔神火炎砲》や相手につけた《安全地帯》を墓地に送って疑似的な除去札としても使えることが可能となる。
《覚醒の三幻魔》や「ウィッチクラフト」魔法カードのカードがアド損を無くしてくれるのでがんがん使っていきたい。
とくに《魔神火炎砲》を墓地に送ればサーチなどをしにくい《エクゾディアとの契約》をサルベージできるので積極的に狙っていきたいですね。
役割は《マジシャンズ・ソウルズ》と似ているがこちらは《覚醒の三幻魔》の回収条件を満たすことができる。
効果を使ったときの除去の能力や攻撃力の高さも魅力的で、「ウィッチクラフト」同様戦線維持役としても使うことが可能。
《安全地帯》
上記に書いたように相性が非常によいカード。
今回は除去カードとしても採用しているので攻めにも守りにも使用できるカードとなっている。
今回の構築では《マジシャンズ・ソウルズ》や《黄金卿エルドリッチ》で永続罠をコストにしながらアドバンテージを重ねていくデッキとなっており、そのアドバンテージ源を何回も使いまわしたく今回採用した。
発動条件はお馴染みの《黄金卿エルドリッチ》を使う。
最後に
如何だったでしょうか?
今回は『第1回遊戯王ライターバトル3on3』の企画において私は《エクゾディア・ネクロス》について書かせていただきました。
最新でもないカードを現在のカードプールに照らし合わして考察するのはなかなか深みにはまりますね(笑)
改めて今回企画を発案してくださった「遊戯王ブログナビ」様ありがとうございました!
本当楽しかったです。
そして私の記事、チームの記事、そしてその他のブロガーの皆様にも是非いいねをお願いいたします。
もちろん一番嬉しいのは私の記事に「遊戯王ブログナビ内のいいね」をしてくれることですので是非是非!
それではここまでルーシーがお送りいたしました!
ではまた次回!
ちなみに今回のレシピですが、《エクゾディア・ネクロス》を出すより【エクゾディア】の特殊勝利を狙った方が絶対強いです。
糸冬
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制作・著作 ルーシー