どうもルーシーです。
皆様は8月21日発売の「遊戯王ラッシュデュエル 最強バトルデッキ」は買われましたでしょうか?
身の回りやtwitter上でも多くの反響があり、実際にお店では構築済みデッキ各種売り切れのところも多く見受けられました。
実際に買われたという実感とともにラッシュデュエルの盛り上がっていく期待に胸を膨らませています。
そこで今回は「遊戯王ラッシュデュエル 最強バトルデッキ」から1段階、2段階ステップアップする人向けの記事を2回に分けて書いていきたいと思います!
今回は大まかなデッキ構築講座を、次回はさらに応用編である「デッキタイプ別デッキ比率」編を書いていこうと思います。
それではよろしくお願いいたします!
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今回の講座につきましてはまず前提として「最強バトルデッキ」を買った人や脱初心者に向けての講座となりますので、本当に初心者向けの話はいくつか省略して話をさせていただきますがご了承ください。
またOCGから遊戯王をやっている方につきましては少し退屈かもしれませんがお付き合いしてくださると幸いです。
デッキの総枚数
まずはTCGならば誰しも悩むデッキ枚数の話題です。
初心者の方々もデッキを試してみて考えたことはないでしょうか?
なぜ構築済みデッキが40枚なんだと。
結論から言います。
引きたいカードを引く確率を上げるためです。
ラッシュデュエルの引きたいカードとは基本的には最上級モンスターのことを指します。
とくに《連撃竜ドラギアス》のようなエースカードは是が非でも引きたいカードです。
特殊な勝利方法がデッキ切れ以外がないラッシュデュエルでは基本的に勝つ方法としては相手のライフを0にすることを目的とします。
そこでの活躍の場といえばエースモンスターである最上級モンスター(2体のリリースが必要なレベル7以上のモンスターを指します)です。
下級モンスター(リリースが必要のないレベル1~4のモンスターを指します)や上級モンスター(1体のリリースが必要なレベル5・6のモンスターを指します)でも殴ることはありますが、その下級、上級モンスターのほとんどは最上級モンスターに太刀打ちできるような効果やステータスを持ってはいません。
なので殴り合いになった場合最上級モンスターの前ではほとんどの場合歯が立ちません。
基本的にラッシュデュエルのステータスはほとんどの場合、
最上級モンスター>上級モンスタ)>下級モンスター
となり効果もそれに伴って強くなるとが多いです。
だからこそ最上級モンスターを引くために40枚にすることが多いのです。
私はどちらかというと感覚派であまり確率的な話はしないのですが、「〇デッキで引きたいカードを3枚採用している場合の初手で引く確率」の具体例を書いていきたいと思います。
- 40枚デッキで引きたいカードを3枚採用している場合の初手で引く確率は約34%
- 50枚デッキで引きたいカードを3枚採用している場合の初手で引く確率は約28%
- 60枚デッキで引きたいカードを3枚採用している場合の初手で引く確率は約23%
となります。
見てわかるように20枚の差あるだけで約10%も減少してしまします。
「あくまで初手だけだし、2ターン目以降引けばいいのでは?」と思うかもしれませんが先ほども言ったようにラッシュデュエルは最上級モンスターで殴り合うゲームです。
1ターン目も2ターン目も最上級モンスターを引くことに越したことはありませんね。
想像すればわかる方もいらっしゃるかもしれませんが、最上級モンスターが生き残らない場合も多いからですね。
要するに相手が最上級モンスターをあらゆる手段を使って除去(破壊や手札、デッキに戻すこと)してくるからです。
それはモンスター効果であったり、魔法・罠カードであったり、あるいは攻撃力アップなどして戦闘で破壊してきたりなど様々ですがラッシュデュエルで最上級モンスターを1ターン以上生き残らせることは容易いことではありません。
なので2ターン目以降も最上級モンスターを持っておくことに越したことはないわけです。
さらにいうと相手も最上級モンスターをアドバンス召喚してくる場合も多くこの場合対抗しやすいのはやはり同様のステータスをもつ最上級モンスターというわけになるのでデッキ内の最上級モンスターの重要性が大きいです。
ではデッキ内に最上級モンスターをできるだけ入れ、リリース要員である下級モンスターも最低限にすればゲームスピードもメタゲームもより加速し展開が良くなるのではないか?
と思われる方もいるでしょうがここからは次の項目である「デッキバランス」についてお話をしていきたいと思います。
デッキの全体的バランス
先ほども言ったように「デッキ内に最上級モンスターをできるだけ入れ、リリース要員である下級モンスターも最低限にすればゲームスピードもメタゲームもより加速し展開が良くなるのではないか?」と考えられる方もいらっしゃる方も多いと思います。
あながちこの発想は間違ってはいなく場合によっては攻めの姿勢から認められるケースもありますが、TCGではこの考え方は難しいと捉える人が多いです。
「事故率」です。
ラッシュデュエルにおける事故とは大まかに2つで
- 下級モンスターが引けずに最上級モンスターが手札に溜まること
- 魔法・罠を引きすぎてモンスターを出せないこと
の2つがラッシュデュエルにおける事故と捉えられてもほとんど相違はありません。
例外はもちろんありますが、ラッシュデュエルの場合何度も言うように最上級モンスターで殴り合うゲームの性質上、「事故」に遭遇した場合のほとんどの場合そのターン中何もできずに次の相手ターンに総攻撃を受けて大ダメージを受けることがほとんどです。
何度も手札事故したらこんな心情になること必須ですね。
ラッシュデュエルの事故率とは要するにこの上記の2例をできるだけ少なくなるようにする確率ですね。
ただ確率だからといって明確な数字などがあるわけではなりません。
デッキのタイプによってはマキシマムモンスターのような最上級が多く必要なデッキだったり、魔法・罠を使って守るのが強いデッキがあるため確率の計算は正確には難しく、あくまで体感での感覚でしかありません。
ただ一人回しのように実際回してみた結果、何度も最上級モンスターがかさばるといった状況が起きるのであればそれは「事故」が起こっているので調整は必要であると考えられます。
先ほども言ったようにデッキによって最上級モンスターや魔法・罠カードの採用枚数は変わるもので、デッキによって明確にあるわけではありません。
デッキのタイプによって「デッキの全体的バランス」というものは変わってきます。
今回はある程度どんなデッキでも対応できる一種の目安として私が考えたデッキ比率をご紹介したいと思います。
先ほども言ったようにデッキタイプごとに少々差異はありますが、それは次回の「デッキタイプ別デッキ比率」編にて解説したいと思います。
ずばりおすすめする黄金比は!
- モンスター:魔法・罠=3:1
- 最上級モンスター:下級モンスター=1:3
- 最上級モンスター:下級モンスター:魔法・罠=3:9:4
となります!
この数字というのはあくまで目安なので参考程度に抑えておいてくださいね。
なぜ「最上級モンスター:下級モンスター:魔法・罠=3:9:4」という数字がおすすめなのかというと下級モンスターを3枚引いた上で最上級1枚、魔法・罠カード1枚という数字になりやすいからですね。
実はこの下級モンスター3枚というのが非常に重要で、3枚のうちは2枚は最上級モンスターのリリース要員として、残り1枚が壁や下級アタッカー、あるいは手札コストとしての役割を持っています。
そのため毎ターンこの組み合わせを引くことが一つの目安としては基準として成り立っていますね。
魔法・罠が最上級モンスターより少し多めなのは1ターンに2枚引いても伏せることができる点と攻めるようのカードと守るようのカードの2種引くことによるメリットが大きいと捉えているからです。
何度も言っているように最上級モンスターはエースモンスターとなりますが引きすぎると困るのでこれくらいの割合で抑えるのがベストだと思っております。
実際のデッキ枚数に表すとすれば「7:23:10」の数字前後が多いですね。
環境トップである【竜魔】が所謂この割合になります。
もちろん今回紹介したのは目安ですので参考程度に抑えといてくださいね!
カードの採用枚数
ここからはカードをデッキに入れる枚数の目安というのを話していきたいと思います。
所謂採用枚数というものでOCG含めて遊戯王というTCGは同名カードを3枚採用することができます。
他のTCGですと4枚採用できるゲームも存在しますが、あくまで遊戯王ですので3枚採用で我慢しましょう。
OCGとは違いサーチカードが現在存在しないラッシュデュエルでは以下目安として採用する指針があると思っています。
それが
-
3枚採用:初手や継続して引きたいカード、エースモンスターや汎用カード
-
2枚採用:ゲーム中に1枚は引きたいが同時に複数枚引きたくないカード、フィールド魔法や条件が少し重いカード
-
1枚採用:ゲーム中に2枚引きたくないカード、特定デッキのメタカードや条件が厳しいが強力なカードなど
ですね。
あくまで目安なのでこちらもデッキごとに少し変わると思いますが大筋は間違っていないと思われます。
上記は一例としてデッキレシピを載せています。
人によって少し差異はあると思いますが所謂【竜魔】ですね。
環境トップのデッキから引用して紹介させていただきます!
3枚採用
まず3枚採用ですが、これはデッキを構成する上で大部分を占めるカードになると思っています。
上記のデッキでも大部分を占めますね。
エースモンスターである《セブンスロード・マジシャン》や《連撃竜ドラギアス》、手札交換カードである《ミスティック・ディーラー》、魔法・罠破壊カードである《マジカル・ストリーム》、最強罠カード《ダーク・リベレイション》などですね!
どのカードも強力なカードでほとんどのタイミングを選ばないカードなので3枚投入しても問題ないカードばかりです。
ここはあまり説明することもないので次の項目2枚採用にいきます。
2枚採用
2枚採用はこのデッキですと《10sionMAX!!!》や《守護の竜魔導士》がこれに当たります。
両方共通する点というのが手札コストを要求するということでしょう。
手札コストというのは決してやすい代償ではありません。
もちろんタイミングを選べば非常に強いカードですので決闘中には一回は引きたいカードです。
《10sionMAX!!!》はとくに該当していて、手札コストであることを踏まえて使用するモンスターが強力でなければ真価を発揮できません。
だからこそ初手には引きたくはないですが、2ターン目以降であれば是非引きたいカードとなりますね。
1枚採用
そして最後の1枚採用のカードですが、いわゆるメタカードですね。
《ビックリード・ドラゴン》がこれに該当します。
このデッキの弱点は高打点であるマキシマムモンスター、とくに高打点になりやすい《幻竜重騎ウォームExカベーター》対策として入っています。
※レジェンドカードである《死者への手向け》は元々1枚しか入れられませんがこちらもマキシマムモンスター対策として入れています。
特定のデッキの対策として入れているため1枚採用というわけですね。
もちろん他のデッキのメタとしても機能しますが、それらは《セブンスロード・マジシャン》や《連撃竜ドラギアス》でも事足りることが多いのでやはり一番の目的としてはマキシマムモンスター対策となりますね。
まとめ
ということで今回は「ルーシーのラッシュデュエル講義~デッキ構築手引き~」をお送りさせていただきました!
- デッキの総枚数
- デッキの全体的
- バランスカードの採用枚数
の3つを紹介させていただきましたが、前提条件としてあくまで目安として書かしていただいております。
最終的にはデッキを回したり対戦したりして自分好みのデッキを作っていけばいいと思います!
実際問題【マキシマム召喚】デッキやLO(デッキ切れ)を狙うデッキではかなり違った構築になるので少々デッキタイプが異なってきます。
これらのデッキは次回の応用編である「デッキタイプ別デッキ比率」編にてお話したいと思います。
TCGは調整して自分なりに突き詰めるゲームです。
だからこそ好きなように組んで欲しいですね!
また今回は初心者の方々に向けた記事ということで書かせていただきましたがわかりやすかったでしょうか?
少しでも参考になれば幸いですね。
明日にも先ほど言いました応用編の記事を投稿予定ですのでよろしくお願いいたします!
それではここまでルーシーがお送りいたしました!
それではまた次回!