ルーシーの遊戯王とサブカル集会所

主に遊戯王について。他にもアニメや私の投稿している動画についても書きます。

スマブラSPにおける「桜井政博」氏のプロモーションを見る枠

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先日の「ニンテンドーダイレクト」は見られましたでしょうか?

大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL」に今日の最後の参戦キャラクターとして「キングダムハーツ」のソラということで非常に驚いたことでしょう。

何と言っても販売元はスクウェア・エニックスですが、版権はD社ということで驚きと喜びの両方が錯綜しましたね!

最後のファイターということもあり、最強の参戦者だったと思います。

 

と、それと同時に今回のDLCの追加順番、プロモーションの凄さに私は凄いなぁって改めて思ったわけですね。

さすがハル研、さすが桜井政博さんと。

www.smashbros.com

 

スマブラSP』のDLC参戦順番

早期特典であるパックンフラワーを除いたDLCによる登場キャラクターは第一弾と第二弾と合わせて11体いましたね。

前回のスマブラである「大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U」とは比べものにならないくらいの数の追加キャラクターが登場したと言えますね。

 

今回追加されたキャラクターは上から順番に、

となっています。

…今見ても恐ろしい面子ですよね。

7割ほどが別会社のキャラクターというのは桜井さんの人脈の凄さがわかるというものです。

 

今回の参戦したファイターの登場順番には意図があったと思っています。

今回はこの参戦順番について少しばかり話していこうと思います。

 

ジョーカー

スマブラSPにおけるDLC「ファイターパスVol.1」第一弾!

ペルソナ5』の主人公であるジョーカーが参戦いたしました。

開発元は「アトラス」

セガの完全子会社となるためセガからの参戦とも言えますが、このジョーカーの参戦が1番最初に持ってきたことに多いに意味があるプロモーション効果があったと思います。

というのもこのジョーカーが登場する『ペルソナ5』はなんと任天堂で発売していないのです(番外作品はあります)

 

何と言っても1番手のインパクトが凄い!

任天堂と関りが薄い会社から登場したということで、このキャラクターを第一弾に持ってきたというのは「今後も他者作品が多くでる?」というユーザーへの想像と期待を膨らませるものでした。

 

参戦基準というものは作品によって違いますが、前々作までは概「任天堂における貢献度」が目安でした。

しかし前作や今作では「人気ゲームのキャラクター」であったり「知名度」が一番の重要(これは日本や世界含めて)になったと思われます。

「FFシリーズ」のクラウドの登場時にもこの傾向はありましたが今回のジョーカーは決定的になっただけでなく、今後の期待度を高めるDLCだったと言えますね。

 

また副次的効果として子供の好奇心をくすぐるような見た目をしているため見栄え的にも第一弾に持ってきたものと思われますね。

 

勇者

DLC「ファイターパスVol.1」第二弾は勇者。

ドラゴンクエストシリーズスクウェア・エニックスからの参戦となります。

スクウェア・エニックスからの参戦は2体目になりますが、このキャラクターの参戦はジョーカーとは意味合いが異なります。

 

参戦理由は次のバンジョー&カズーイと合わせて紹介します。

 

バンジョー&カズーイ

バンジョー&カズーイはDLC「ファイターパスVol.1」第三弾で、現在の販売元は(マイクロソフトの子会社である)レア社となっています。

レア社元々は任天堂の会社でしたがマイクロソフトに買収され今は版権が移ってしまいました。

20年近く任天堂では登場していないため、参加が難しいとされていましたが今作で見事参戦を果たしました。

 

勇者と合わせてバンジョー&カズーイが参戦できた理由はなんでしょうか?

予想するにキャラクターの人気度であったと思われます。

それぞれ

勇者(ドラクエシリーズ)は日本で

バンジョー&カズーイはアメリカで

とても人気が高いです。

 

前作までであれば「世界中」に人気のキャラクターが選出される傾向がありましたが、今作では一部の地域の人気であれば参戦できるのでは?という予想が一つの仮説として建てることができるようになりました。

もちろんどちらのキャラクターも人気のある地域以外でもある程度知名度があるため、一部の地域以外は知名度が皆無というわけでないのもポイントです。

バンジョー&カズーイに至っては古の任天堂ファンなら知ってる作品ですしね(笑)

 

テリー

DLC「ファイターパスVol.1」第四弾は「SNK」から販売された餓狼伝説シリーズです。

リュウからカズヤに至るまでの一種の格闘ゲーム枠とも言えますね。

私は参戦当時は「なぜテリー?」と思っていたのですが、調べるとなるほどなっと思える理由でした。

 

理由としてはシンプルで中国に人気な作品の登場人物だからです。

中国では『拳皇』と呼ばれる『ザ・キング・オブ・ファイターズ』シリーズが絶大な人気を誇っているからです。

e-Sportsの大会なども盛んだそうです。

またあえて「餓狼伝説シリーズ」の主人公であるテリーを持ってきたのはSNKの最初のヒット作品が「餓狼伝説シリーズ」だったからだと思われます。

 

要するに第二弾~第四弾までの登場ファイターは地域の人気キャラクター且つ他者からの参戦枠による人気を得ようとし、スマブラを飽きさせないようにしたとも言えるかもしれません。

 

ベレト / ベレス

DLC「ファイターパスVol.1」最後のキャラクターであるベレト / ベレスは「FEシリーズ」のキャラクター。

つまり自社枠、任天堂のキャラクターです。

最後のキャラクターが任天堂枠ということで少しインパクトに欠けるかもしれませんね。

実際問題参戦の歓声としては一歩下がるものでしたが、これは些細な問題です。

 

実はこのキャラクターの参戦が決まる前に「ファイターパスVol.2」が発表されていたからですね。

次のミェンミェンも同じで世論では普通では考えられない――他社からの参戦を希望が多くを占めていますが、ベレト / ベレスとミェンミェンに至っていえば「今回は任天堂だけど次があるから」と期待度を減らすことなく参戦することができたと考えられます。

 

間違いなく順番が考えられており、プロモーションとしては正解だと思いますね。

 

ミェンミェン

「ファイターパスVol.2」第一弾のミェンミェンですが上記の通りなので飛ばしていただきます。

 

ティー

「ファイターパスVol.2」第二弾、ついにきた「Minecraft」からの登場したスティーブ。

世界で最も売れたゲームとして誰しもが望んでいた存在です。

登場の壁としてはバンジョー&カズーイが実質「Microsoft」であったことからそこまで問題にはならなかったでしょう。

 

…むしろこのキャラクターの問題は固有のシステムだったと思います(笑)

フィールド全てに「素材」のシステムを導入し、「採掘」、「クラフト」、「ブロック生成」とどれも本当システム泣かせだったと思います。

 

セフィロス

「ファイターパスVol.2」第三弾、FF7から敵キャラとして「セフィロス」の登場です。

これまでのDLCの登場キャラクターは主人公がメインでしたが唯一の敵キャラとなりますね。

出した理由としては…

実は明確にはわかりませんでした(笑)

日本、海外問わずャラクターも人気ですし、曲、見栄えなども考慮してだとは思いますが決定的にこれだというものはわかりませんでした。

 

ホムラ / ヒカリ

「ファイターパスVol.2」第四弾、安牌枠ですね。

このあと解説しますが、ソラへの布石だったと思われます。

 

カズヤ

「ファイターパスVol.2」第五弾、鉄拳シリーズからの参戦!

…実はこちらも安牌枠。

他社枠じゃないの?と思われるかもしれませんが、スマブラSPには「バンダイナムコスタジオ」が開発として関わっているため参戦の難易度としてはそこまで問題なかったと思われます。

 

ソラ

お待たせ。

最後のDLCキャラクターは「キングダムハーツ」からのソラが参戦いたしました。

誰しもが無理だと思われていたキャラクターであり、D社が許可をだしたということで驚きと興奮が最高潮になったことでしょう。

 

あくまで仮説ですがホムラ / ヒカリとカズヤの参戦はこのソラ参戦と前座的役割だったのではないかと思われます。

 

ホムラ / ヒカリとカズヤが好きな人も多いと思いますが、このキャラクターの参戦はそこまで難しいものでもなく(もちろん他に比べてという話ではあります)、ソラの参戦の難しさとは比較になりません。

そこであえてインパクト的に見劣りするキャラクターを事前に持ってきて、最後に今世紀最大のインパクトのあるキャラクターを持ってきた演出だったのではないかと私は考えております。

 

またソラを最後に持ってきたのも実は色々布石だったのではないかと思っております。

 

ニンテンドーダイレクト」内では任天堂からの協議の上ですでに決まっているという話もありましたが、実は第一弾のDLCの時点でソラ制作の判断や交渉などが始まっていたのでは?とも思えるような順番だったと個人的には思ってしまいますね!

 

まとめ

ということで今回は「スマブラSPにおける「桜井政博」氏のプロモーションを見る枠」を話させていただきました。

 

今回は皆さんも大好きなスマブラの話をさせていただきました。

小話程度ですが皆様も楽しんでいただければ幸いです。

 

それではここまでルーシーがお送りいたしました!
それではまた次回!