どうもルーシーです。
今回は「デッキ改造パック 旋風のフォルテシモ!!」の注目カードをいくつか紹介したいと思います。
今回のパックはロヴィアンが使った風・サイキック族を中心とした強化に加え、植物、獣戦士、天使等々既存のテーマや種族を強化するカードが多く収録されているパックとなりますね。
強化が楽しみなカードも多く非常に魅力的なパックとなっています。
さらに今回のパックで装備魔法が初登場!
デッキの幅が大きく広がりますね!
ということで見ていきましょう。
- 《カオス・ソルジャージ -乾燥の使者-》
- 《ラッドローグ・メル》
- 《風彩のプロフェシーフレーズ》《風砕のアスポートパイレーツ》《闘奏のバンディージョ》
- 《花牙一輪ドウシン・カイカ》
- 《ギャラクティカ・サイフォス》
- 《楽姫の前奏曲》
- まとめ
《カオス・ソルジャージ -乾燥の使者-》
星8/光属性/戦士族/攻2500/守 500
【条件】自分の墓地の属性が異なるモンスター(守備力500)2体をデッキに戻して発動できる。
【効果】相手フィールドの表側表示モンスター(レベル8以下)1体を選んで持ち主のデッキに戻す。
このターン、このカードは直接攻撃できない。
《カオス・ソルジャー -開闢の使者-》のパロディカードだけあってラッシュでも滅茶苦茶強いカードですね。
墓地リソースは必要ですが、ほとんどのモンスターをデッキに戻すことができるのでこのカードで攻撃も含めて相手モンスターを2体除去する可能性があるカードとなっています。
直接攻撃はできないのでダメージリソースを稼ぐのは少し難しいですが相手のエース級のモンスターを除去できるだけで十分でしょう。
またこのカードは《カオスのジャージ式》と《ジャージ式の準備》に対応しているカードです。
前者は攻撃力が500アップし、攻撃が貫通、そして罠カードでは破壊されなくなります。
後者はこのカードや《カオスのジャージ式》を墓地から回収することができます。
守備力が500のカードは数多くあるのでかなり選択肢の幅があり面白いテーマになるのではないでしょうか。
《ラッドローグ・メル》
星2/風属性/サイキック族/攻 700/守 400
【条件】自分のデッキのカードが15枚以上の場合に発動できる。
【効果】手札が0枚のプレイヤーは1枚ドローする。
デッキの残り枚数によりドローできるかどうかかわるカード。
サイキック族は墓地肥やしが非常に速いテーマのためこのカードを使うのはかなり難しいですが、どちらかというとマキシマム召喚といった1枚1枚ドローが重要なデッキに入ってくるのではないでしょうか。
とくに機械族のマキシマムデッキであればデッキに戻すカードも多いため発動機会が多いのではないでしょうか。
ちなみにOCGのカードも含めて自分のデッキの枚数15枚以上という条件はこのカード以外存在しません。
《風彩のプロフェシーフレーズ》《風砕のアスポートパイレーツ》《闘奏のバンディージョ》
星7/風属性/サイキック族/攻2200/守 0
【条件】自分フィールドの表側表示モンスターがモンスター(風属性/サイキック族)のみである場合、
1000LPを払って発動できる。
【効果】手札があるプレイヤーは、手札を全て墓地へ送る。その後、[この効果で墓地へ送られたカードの数]×200ダメージを相手に与える。さらに、相手フィールドの全ての表側表示モンスターの攻撃力をターン終了時まで、[この効果で相手に与えたダメージ]だけダウンできる。
星7/風属性/サイキック族/攻2500/守 0
【条件】自分の墓地にモンスター(サイキック族)が3体以上いる場合、1000LPを払って発動できる。
【効果】相手の墓地のモンスター(レベル4以下)を[相手フィールドの表側表示モンスターの数]まで選んで相手の手札に加える。その後、このカードの攻撃力はターン終了時まで、[お互いの手札の数の合計]×100アップする。
星7/風属性/サイキック族/攻2500/守1500
【条件】このカードを召喚したターンに、1000LPを払って発動できる。
【効果】自分の墓地の通常モンスター(レベル2以下/サイキック族)1体を選んで手札に加える。その後、このカードの攻撃力はターン終了時まで、[お互いの手札の数の合計]×300アップする。
風・サイキック族のエースモンスター3従士…いや三重奏。
この3体のモンスターはそれぞれシナジーを持っており、《風砕のアスポートパイレーツ》《闘奏のバンディージョ》で自分や相手の墓地のモンスターを手札に加えてパワーアップ、さらにその増えた手札を《風彩のプロフェシーフレーズ》で手札のカードを捨ててパワーアップ…というようにそれぞれのシナジーがありますね。
風・サイキック族には最上級モンスター以外にも今回の新規カードで下級モンスター等にもサポートカードが登場しており、かなりの強さを誇るようになっております。
また既存のサイキック族サポートカード、《ロマンス・ピック》等のサポートカードも豊富なので最上級モンスター2体を並べることも容易になりましたね。
またこのパックには《吹き抜ける風》といった風属性のサポートカードも多く登場しているのでこれらも有効活用できますね。
《花牙一輪ドウシン・カイカ》
星8/地属性/植物族/攻2500/守2200
「花牙美人のゲッカ」+「花牙武者のリンドウ」
【条件】デッキの上からカード3枚を墓地へ送って発動できる。
【効果】自分フィールドの表側表示モンスター(植物族)1体を選ぶ。このターン、そのモンスターは直接攻撃できる。さらに、自分の墓地の「花牙踏み」1枚を選んで自分の魔法&罠ゾーンにセットできる。
滅茶苦茶お手軽にフュージョン召喚できるカード。
《花牙美人のゲッカ》の効果で《花牙武者のリンドウ》をサルベージするだけでフュージョン素材は全て揃うので残りは《フュージョン》を手札に揃えるだけで召喚できるのは強いですね。
そして肝心のフュージョンモンスターの効果ですが、このカード単体で実質2500のダメージを与えることができるカードです。
実質《黒炎弾》よりもダメージを与えれるといったカードになるのでその強さがわかるのではないでしょうか。
そして追加効果の《花牙踏み》を墓地からセットできる効果も非常に強いです。
《花牙踏み》は植物族が攻撃を受けるとき墓地の植物族2体を戻すことでそのモンスターを守備表示にして攻撃を止めることができます。
この墓地コストも《花牙一輪ドウシン・カイカ》の条件だけで達成することも場合によっては可能となっており、このカードの単体性能の高さが伺えます。
フュージョン軸の植物族デッキのエースモンスターなのは間違いないでしょう。
《ギャラクティカ・サイフォス》
【条件】相手フィールドに表側表示モンスター(レベル7・8)がいる場合、自分フィールドの表側表示モンスター(ギャラクシー族)1体に装備できる。
【効果】装備モンスターの攻撃力は[自分フィールドの表側表示の通常モンスターの数]×300アップする。装備モンスターが「ギャラクティカ・オブリビオン」の場合、さらに攻撃力を1000アップする。
基本的には《ギャラクティカ・オブリビオン》に装備することを推奨な装備魔法となっており、その上昇値は1300~1900にもなるため非常に強力です。
《ギャラクティカ・オブリビオン》の元々の攻撃力が2500あるため、さらにこのカードの効果で永続的に上昇するのであれば相手はかなり攻めるのに苦労するカードに化けると思われます。
もちろん他のギャラクシー族にも装備することができ、最上級モンスターに装備することができれば攻撃力2500以上は堅いでしょう。
《楽姫の前奏曲》
【条件】自分フィールドにモンスターがいない場合に発動できる。
【効果】手札のモンスター(風属性)1体を自分フィールドに表側表示で特殊召喚する。この効果でモンスター(戦士族)を特殊召喚した場合、さらに自分の墓地の「フュージョン」1枚を選んで手札に加える事ができる。
かなり汎用的な風属性のサポートカードとなっています。
様々な風属性のモンスターを特殊召喚することができ、とくに最上級モンスターを特殊召喚できるのが強いです。
基本的には「楽姫」シリーズの最上級モンスターであれば追加効果を発動できますが、「楽姫」シリーズにはフュージョンモンスターが存在しないのがおしいところですね。
現実的なところでいうと今回のパックで風・サイキック族の最上級モンスターが大量に収録されるのでそれと合わせるのも非常に面白いと思います。
まとめ
ということで今回は「デッキ改造パック 旋風のフォルテシモ!!」の注目カードを紹介させていただきました。
今回のパックの特徴は何と言っても風属性の強化と装備魔法の登場でしょう。
風属性は今までの環境からいってそこまで登場するような属性ではなかったのですがこのパックでひょっこりと顔を出すかもしれませんね。
また装備魔法が登場したのも大きいでしょう。
永続的に攻撃力を上昇させる効果+αの効果を持っているのでかなり強く相手からしてもただの攻撃では突破も難しい場面が増えると思います。
さらに装備魔法の登場によって魔法・罠の除去カードが重要になってくるかもしれませんね。
ここまでルーシーがお送りいたしました!
それではまた次回!