ルーシーの遊戯王とサブカル集会所

主に遊戯王について。他にもアニメや私の投稿している動画についても書きます。

マスターデュエルでの新しい遊び方!?『ジェネリック04環境』

どうも。

ルーシーです!

 

今回はマスターデュエルの新しい遊び方の提案です!

皆様はマスターデュエルをやっていますでしょうか?

最近はマスターデュエルのブームもひと段落したこの頃。

マスターデュエルの話題が大きく上がることも少なくなったのではないでしょうか。

またマスターデュエルに少し飽きてしまったという方々にも楽しめるようなフォーマットルールを提案したいと思います!

 

といっても一時期twitterで話題になったこともありますが。

 

それがこれです!

タイトルにもあるようにジェネリック04環境』戦ですね。

そもそも『04環境』ってなんぞや?となる方もいると思いますのでそちらも説明しつつ今回の『ジェネリック04環境』をしたいと思います。

 

04環境とは東大生が考えた2004年11月25日(FLAMING ETERNITY発売日)時点の遊戯王OCGのカードプールで構築したミラーマッチ限定対戦を指します。

当時の環境パックまでのカードで構成された戦い、現在では禁止カードである《強欲な壺》なども入ったデッキレシピも固定されたものになるので遊戯王というよりもボードゲームの戦略性を重視したような戦いになりますね!

※他にも先攻ドローや起動効果の優先権などもありました。

この辺りはデュエルロワイヤルのような遊び方になりますね!

 

しかしながらマスターデュエルにはプライベートマッチでもあっても禁止カードや当時のカードの効果をそのまま使うことはできません。

なのでこの04環境を完全再現にすることはできません。

しかしながら完全に遊ぶことはできないか?と言われればそうではありません。

当時のデッキを完全再現することはできませんが似たような戦い…『ジェネリック04環境』戦を提言したいと思います!

 

遊び方と特徴

当時の環境――2004年頃のカードと言えばデッキ単位で戦うのではなくカード1枚1枚のパワーで戦うデッキ、いわゆるスタンダードなデッキが主流でした。

テーマカードというのはほぼ存在しない時期で、その時々のデッキから引いたカードを相手にたたきつけるような戦い方ですね。

サーチや特殊召喚できるようなカードも比較的少なく1ターンの動きもそこまで多いものではありませんでした。

この当時の魅力を再現したのがOCGの『04環境』であり、マスターデュエルでは『ジェネリック04環境』というわけです。

 

そして『ジェネリック04環境』戦には実は2種類戦い方があります。

 

1つはデッキを完全固定して戦うミラーマッチ戦。

もう一つは決められたカードプールから自分好みのデッキを作成する方法ですね。

 

前者は何よりも作りやすさとお手軽さがメリットになりますね。

 

ですが今回私がオススメしたいのは後者です。

後者は前者と違い構築段階から戦略性を組むことができ、遊戯王のサイドチェンジのような面白さがあります。

どういうことかというとメタが回るということです。

例えばですが《スノーマンイーターが伏せている状態で相手が《光の護封剣》を発動した場合強制効果なので《スノーマンイーター》が自爆してしまう可能性があります。

そのケアとして《ライトロード・ハンター ライコウを入れて魔法・罠も破壊するようにする、といったような対策ができるわけですね。

また《ハーピィの羽根帚》が強いカードなのでフリーチェーンのカードを多く採用する、帝が環境に多いので月読命を採用する

みたいな相手や環境を読んでカードを変えて戦うのも面白いでしょう。

マッチ戦ありにしてサイドのようにカードを入れ替えるのもいいでしょう。

 

上記のようなメタ読みを楽しめるのが決められたカードプールから自分好みのデッキを作成する方法です。

 

また『ジェネリック04環境』戦の特有として04年よりも後に登場したカードが多々入っています。

それはそうですよね、入っていないのであればわざわざ「ジェネリック」なんてつけない。

先ほどの名を挙げた《ライトロード・ハンター ライコウ》などが最たる例です。

ただ勘違いしていけないのは当時のカードパワーと同等に近いカードを選ぶことです。

とびぬけてしまうと面白みがなくなりますしね。

また互換性のあるカードやレアリティの関係から当時にはないカードを採用するのもありです。

マスターデュエル内には禁止カードが使えないことから《強欲で金満な壺》を《強欲な壺》に見立てる、《スケープ・ゴースト》がマスターデュエルではURのため《カバーカーニバル》に変更するといった方法ですね。

 

これらを1から考えるのは大変ですが参考になるサイトはいくらかあります。

私がいつもお世話になっている軌跡サーバー でも交流会みたいなものがありましたので今回は参考としてルールやデッキレシピをご紹介したいと思います。

※ちなみにルールやデッキレシピは一部私も手伝いました。

 

ルールの例

・以下の画像にある固定レシピ、50枚のデッキから40枚を選んで(10枚抜く)で対戦していただきます。

・デッキ枚数は必ず40枚にしていただきます。

・デッキから抜く10枚に関しては自由に選んでください。
・EXに関しては自由ですがEXモンスターを出すことは禁止します。ですので召喚方法から出すことができない融合、シンクロモンスター推奨ですがその他のEXモンスターでも問題ありません。
※EXは《強欲で金満な壺》用になります。

・またレアリティの関係から《スケープ・ゴート》⇒《カバーカーニバル》に変更しています。

 

上記のデッキはあくまで一例です。

今回はデッキの内容を50枚にして10枚を入れ替え枠として採用していますが60枚デッキにして20枚を入れ替え枠にすればそれだけ戦略性は増えます。

また今回はあえてハイランダー構築にして1枚1枚の大事さや取っておくか使うかなどといった戦略性を増すために今回のデッキを構築しました。

デッキの割合をモンスター5:魔法3:罠2にすることで比較的事故も起きない割合になったと思います。

そしてレアリティですがURは汎用の高い《死者蘇生》や《ハーピィの羽根帚》に留め、SRも数枚に留めています。

これにより作成難易度も比較的容易に済みますね。

 

ここから改造するなり色々と遊び方はあると思いますので参考に如何でしょうか?

 

ちなみに上記のレシピで現代のイベントに挑んだ猛者たちもいます。

正気か?

勝率は1割~2割とのことです。

…なんで勝てるんだよ

youtu.be

 

入れておきたいカードタイプ

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ここからはどんな04環境で入れておきたいオススメのカードのタイプをご紹介したいと思います。

 

場合によっては複数枚破壊できるカード

まず紹介したいのは複数枚破壊することができるパワーカードです。

《ハーピィの羽根帚》や《激流葬》、《ドッペルゲンガーなどがそうですね。

これらのカードは1:2交換が場合によってはできるカードです。

これは相手によっては大変警戒されてしまうカードです。

だからこそ戦略性を生みます。

相手からすれば複数枚あるときに発動したいカードですが、場合によってはすぐに発動しないといけない場合も。

逆に自分はこれらを警戒して動かなければいけないし、ケアをしつつ動くということも戦略の一つですね。

私がやった戦術ですが《ハーピィの羽根帚》をわざと打たせるために《カバーカーニバル》と《八汰烏の骸》を伏せて0:2交換をした試合もありました。

このように複数枚破壊できるカードはボードゲームでいうジョーカー的な役割を持ちつつ、逆に油断を生むカードでもあるので入れることをおススメします。

もちろん入れすぎとただただ引き得のカードになるので採用する枚数には注意が必要です。

 

場合によってはアド損になるカード

上記とは逆に場合によってはアド損になるべきカードも入れましょう。

《人造人間-サイコ・ショッカーといった最上級モンスター、《ライトニング・ボルテックス》や《サンダー・ブレイク》といった手札コストのいる魔法・罠カードが該当します。

《人造人間-サイコ・ショッカー》は04環境であればとても強いカードです。

というのもこの時代の罠カードというのはデッキレシピからもわかるように破壊したり無効にしたりできるカードがとことん少ないです。

その罠を無効できるカードがこの《人造人間-サイコ・ショッカー》であり攻撃力も当時の上級モンスターから言えばかなり強い方の攻撃力を持っていましたので文句のつけようがありませんでした。

カオスモンスターさえいなければ

ですがこの《人造人間-サイコ・ショッカー》は《異次元の女戦士》ですぐにでも除去される可能性がある諸刃の剣ともいえるモンスターです。

単純計算すれば2:1のアド損になるカードとなってしまいます。

ここに戦略性が出てくるわけですね。

どのタイミングで出すか、あるいはどうやり過ごすのかと考える必要が出てくるわけです。

《ライトニング・ボルテックス》や《サンダー・ブレイク》もとても強いカードですが、ライフや状況によっては下級モンスターに打たないといけない場合もありその場合はやはり自分が損してしまう可能性があるわけです。

※例《首領・ザルーグ》の効果で手札を捨てるのを防ぐために《サンダー・ブレイク》で破壊する。

 

これらも複数枚破壊するカードと同様に戦略性を生むので入れておいて損はないと思います。

 

維持することで恒久的にアドバンテージになるモンスター

上記の使い切りのカードとは別に維持することでアドバンテージになるモンスターも用意します。

具体態にいうと相手の手札を捨てさせる効果を持つ《魂を削る死霊》、ドローすることができる《天空騎士パーシアス》、少しトリッキーですがリバースモンスターと組み合わせてアドバンテージを得る《月読命》が今回のレシピでは該当しますね。

当時のデッキは1枚1枚のアドバンテージが大事な環境でした。

これらの差を広げるためにもこれらは大事なカードになっています。

如何にこれらを維持するかによって勝敗を分けると言っても過言ではないので大事なカードになります。

 

《強欲な壺》を入れる

《強欲な壺》(《強欲で金満な壺》)は最強です。

脳汁が出ます。

入れましょう。

なお聖なる魔術師で《強欲で金満な壺》を回収してもすぐに発動できない点が差異になります。

 

まとめ

ということで今回はマスターデュエルでの新しい遊び方である『ジェネリック04環境』をご紹介させていただきました!

マスターデュエルが少しマンネリ化してきたな~という人にはとてもオススメな遊び方です。

また当時遊んでいた人は少し懐かしむでしょうし、当時やったことがないという人は新鮮味があると思います。

 

大変面白い遊び方ですので皆さんも遊んでみてはいかがでしょうか?

 

ここまでルーシーがお送りいたしました!
それではまた次回!