どうもルーシーです。
今回は個人記事ではなく、刺身様主催の『遊戯王Advent Calendar』企画記事になります。
企画の詳細についてはこちらの記事をご参照ください。
簡単に言う12/1~12/25まで色んな人たちの遊戯王記事のリレー企画になりますね。
他の参加者はこちらでご確認ください。
色んな凄い人たちが参加していらっしゃいますよ!
今回のイベントは前回から枠が倍に増えて50人になりました!
昼⇒夜⇒昼…と繋がっていきます!
そんな中で今回私がバトンを受け取ったのはじろうさん(じろうちゃん)です!
そんなじろうさんが書いた記事はこちら!
今までの方の作者の記事を引用しながら「センス」というものをものの見事に言語化されています。
経験や知識といったものをじろうさんの伝えたいことが書かれています。
まず読んでみてください。
絶対面白いです。
さて一通り説明させていただきましたところで今回の本題を話していきたいと思います。
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「結婚は人生の墓場」とは?
本題を話す前に今回のタイトルの元ネタにもなっている『結婚は人生の墓場』について少しばかり話させていただきます。
そもそも『結婚は人生の墓場』とは?
元々はフランスの詩人・ボードレール代表作【悪の華】の詩の言葉で『墓のある教会であなたが愛した唯一の人と結婚しなさい』という意味でした。
しかしながら日本語に訳するときに誤ってしまい、今では『結婚をしてしまうと自分自身の時間や自由、お金がなくなってしまい、お墓場に入るのと同然だ』という悲しい意味で使われることが多くなっています。
責任を負いたくない、自由な時間などの理由から今では結婚することにより人生を損をしてしまうという意味で取られてしまっているのが実状です。
これは趣味でも同じでTCG――遊戯王でも同じことが言えるのではないか、というテーマ性で考えていきたいと思います。
遊戯王を引退する理由
そもそも遊戯王を引退する理由はどういったものがあるのでしょうか?
物事には終わることが付き物ですが、それは遊戯王でも同様のことだと思っております。
とくに遊戯王、TCG(トレーディングカードゲーム)はお金も時間もかかるゲームであることは遊戯王プレイヤーであればご存じのことでしょう。
だからこそ遊戯王というゲームの性質は「引退」という二文字が常に付きまとっているものだと考えております。
私が考えるだけでも引退する理由として
- ルール変更や規制
- 周りの環境の変化
- 他の趣味ができる…etc
という風にものの数分でいくつか思い浮かぶことができますね。
ただしこれらはお金の問題を除けばちょっとしたタイミングで復帰することも可能です。
私も2年ほどやっていない時期があって半ば引退勢でしたが、転職をきっかけに復帰することができました。
昨今の情勢からしてリアルで会うこともままならない状況が続いたりしますが、最近ではリモートデュエルなどもあり復帰することがある意味容易な状況でもありますね。
しかしながら人生においてはどうしても続けるのが難しいことがあると思っています。
「人生の節目」です。
ここからさらに私はもう一歩踏み込んで話をしていきたいと思います。
結婚はカードゲームの墓場なのか?
人生の節目として様々なことが起こりえます。
赤ちゃんとして誕生して学校や成人、社会飲まれ、老いていく……
そんな中でも重要な節目の一つとして『結婚』があります。
今回はTCGと結婚という二つのワードから紐解いていきます。
人生において時間においてもお金においてももっとも重要視される一つの出来事として結婚(恋愛)と育児というものがあります。
今までの人生は基本的には一人だけのものでしたが、結婚して子供が生まれるとそれは自分だけのものではない人生が始まります。
ときにはパートナーの考えを尊重して行動する必要があり、自分の時間やお金を共有し使うことも必要になってきます。
私自身はまだそのような経験はありませんが、周りの人たちがそれらの出来事によって引退していったのを幾人も見てきています。
これらは他の趣味ができた、周りの人はやめたからなど理由などとは性質が違いなかなか復帰できるような状況ではなくなります。
誰しもがそれらの時間を取られ、お金を自分自身以外に使うのであれば「他の趣味ができた、周りの人はやめた」以上にやめてしまう理由は強いと思います。
実際問題最近では「ミソのデュエルのミソ」さんのところに所属している「アスラギ」様も育児の大変さをnoteにて書かれていましたね。
※「アスラギ」様は育児結婚などの難しさを色々と書かれています。
こういう難しさを実際に書かれると結婚や子育てを理由にやめてしまう人が多いのもわかってしまいますよね…。
しかしながら私はその考え方が少し前時代的な考えであると個人的に思っております。
何事にもバランスというものがあり、パートナーや子供の時間を考えればある程度融通が利くのではないかと思っているからです。
先述したように『結婚は人生の墓場』と言われるような言葉もありますが遊戯王という趣味を続けられるかはその人の環境によると考えております。
元々趣味が同じとかであれば多少は問題ないことだと思います。
それ以外でもアスラギ様も育児などがとても忙しそうにはしていますが、時間をどうにか抽出し動画にもでていらっしゃいます。
だからこそ今回はその考え方が間違っていないと証明するためにとあるお二方に質問とともに証明していきたいと思います。
『結婚≠カードゲームの墓場』を証明するための質問コーナー!
「結婚は人生の墓場」という言葉があるように「論よりも証拠」という言葉もありますね。
今回は『結婚≠人生(カードゲーム)の墓場』ではないと証明するために実際に結婚をされていらっしゃる遊戯王プレイヤーのお二方に私がインタビュー形式でお話をお聞きいたしました。
先ほども言ったように私は結婚といった経験をしてはいないのでそれらに詳しい人に知恵を頂いたわけですね。
ということでそのお二人ですが――
――わかはぴさん(@kagamidori0130)とパピヨンさん(@murajunsub)にお願いいたしました!
今回インタビューをお受けしてくださったお二方はそれぞれ「カガミドリ」と「駄犬のお遊戯」というブログサイトを運営しています!
(私が一方的かもしれませんが(笑))懇意にさせていただいている遊戯王プレイヤーでありブロガー仲間でもありますね!
またわかはぴさんは12/9の昼に、パピヨンさんは12/15の夜にこの『遊戯王Advent Calendar』に参加もされています。
そちらも是非ご覧になってくださいね!
さて全てご紹介させていただきましたので本題のインタビューです。
今回は私が容易した質問8つの項目を丁寧に答えてくれました!
ということでそれぞれの質問と回答を見ていきましょう!
※今回の構成は『遊戯王Advent Calendar』のトップバッターであった「カイ(仮」さんの代表シリーズである「ブロガーインタビュー」を参考にさせていただきました!ありがとうございます!
わかはぴさん
――①遊戯王歴は何年でしょうか?
――②遊戯王を始めたきかっけ、またもし一度引退されていたのであれば再開した理由などもお教えください。
――③周りの環境はどのようでしたでしょうか?※友達や場所など
――④遊戯王以外の趣味はありますでしょうか?また他のTCGをやったことはありますでしょうか?
――⑤上記の理由などから引退を考えたこと、また実際に引退していたことはありますでしょうか?
――⑥現在のパートナーとは遊戯王についてどれくらい理解度がありますでしょうか?
――⑦現在のパートナーとは遊戯王についての取り決めやルール(遊戯王の時間やお金の問題)はどのように決めましたでしょうか?
――⑧現在のパートナーと付き合うときに遊戯王を引退するといった感情はありましたでしょうか?※相手方の理解、環境やお金の問題など
――ということでわかはぴさんの回答でした。
遊戯王歴だけでなくTCGプレイヤーとしても長いわかはぴさんでした。
現在はラッシュデュエルをメインにしている女性プレイヤーです。
わかはぴさんとパートナーとの関係はまさに理想的と言えるでしょう。
パートナーも同様に遊戯王をやってくれるというのももちろん、お互いにルールを定めて自分たちの時間だけでなくお互いの時間をも決めることによって互いを尊重するに至っています。
大前提として趣味を理解してくれない人とは結婚をしなかったそうですが、それもわかはぴさんであれば些細な問題だったかもしれませんね。
私とわかはぴさんはラッシュデュエルで(リモート内での)同じチームのリーダーなのですが、とてもいい人柄でいらっしゃいます。
わかはぴさんとパートナーさんとの二人でいらっしゃいましたら問題なかったと思われます。
また引退という考えはなかったということある意味生粋のTCGプレイヤーだったのかもしれませんね。
引退する大きな理由の一つとして他の趣味できるというものがありますが、わかはぴさんがそれほど言わしめるのですからそれほど好きなのでしょう(笑)
少し話題がそれましたがこの2人の間の関係であれば「結婚」という障害は比較的少なかったと思われますね。
一方で異性であり立場も違うパピヨンさんの回答を見てみましょう。
パピヨンさん
――①遊戯王歴は何年でしょうか?
――②遊戯王を始めたきかっけ、またもし一度引退されていたのであれば再開した理由などもお教えください。
――③周りの環境はどのようでしたでしょうか?※遊戯王ができる友達や場所などありましたか?
――④遊戯王以外の趣味はありますでしょうか?また他のTCGをやったことはありますでしょうか?
――⑤上記の理由などから引退を考えたこと、また実際に引退していたことはありますでしょうか?
――⑥現在のパートナーとは遊戯王についてどれくらい理解度がありますでしょうか?
――⑦現在のパートナーとは遊戯王についての取り決めやルール(遊戯王の時間やお金の問題)はどのように決めましたでしょうか?
――⑧現在のパートナーと付き合うときに遊戯王を引退するといった感情はありましたでしょうか?※相手方の理解、環境やお金の問題など
――ということでパピヨンさんの回答でした。
わかはぴさんとは違いパートナーは遊戯王のことをそれほど知らない人だそうです。
環境や立場が違えば通常であればその趣味をやめて人生の大舞台である結婚へと舵を切ることになる人も多いと思います。
前章で言ったように時には自分のことを時には切り捨てる必要があるためですね。
しかしながらパピヨンさんのパートナーとはとても良好な立場でなおかつ趣味を継続して過ごすことができる環境のようです。
お金の問題やお互いの時間など家庭内のルールをお互いしっかりと決め、趣味との両立に成功しています。
リモートデュエルなど二人の時間に予定を入れる場合でも相談すれば大丈夫と融通が利くところも理想的な形の一つかもしれませんね。
もちろんパピヨンさんの一方通行ではなくパートナーの要望なども聞いたりなどしてお互いがお互いを思いやるといった気持ちでいるのは想像ではありますが、文脈からも読み取れますね。
以上お二方の質問回答でした!
ワーク・ライフ・バランスと趣味
お二方のお話をどう思われたでしょうか?
私は素直に凄いと思いました。
もちろん結婚しても自分の趣味を没頭している人も多々いるのは事実です。
同様にこのように両立している人たちがいるのも事実であると改めて実感いたしました。
結局のところバランスなのではないでしょうか。
「ワーク・ライフ・バランス」という言葉がある。
簡単に言うと「仕事と生活の調和」です。
仕事だけに集中するだけでなく、規則正しい生活を送り充実させることによって気持ちに余裕が生まれ結果的に仕事も生産性が上がるというものですね。
遊戯王ひいては趣味との付き合い方も同様だと思います。
お二方の意見のように家の中だけに囚われるわけでもなく、かといって趣味に没頭しているわけでもない。
ルールを決め、お互いの趣味などを否定することもなく素敵なパートナーとして暮らしているのではないでしょうか。
先述私が申したようにやはりバランスなのです。
全て相手方の要望を通す必要もないし、自分の要望を全て通そうと思うのは間違いである。
メディアの受け売りではあるが、夫婦生活とはお互い我慢することだという。
今回のお二方がそういう立場にいると言っているわけではない。
ただ世間一般的に譲歩して生活しているのが多いと思われている。
お互いの気持ちを汲む必要があるので譲歩してしまうのは致し方がない部分があるのは事実です。
ですがバランスを取るのは学生時代の「遊び」と「勉強」でもあったように人生においては付きまとってくるものです。
その考え方も今回の事例でも同様で、結婚という節目を迎えるにあたっても必要になってくる思考なのだと。
お二方のインタビューをしてそれは確固たる考えであると思います。
全ての人々が啓蒙するような考え方だとは思いませんが、同時に全ての人が人生の節目に対して趣味(遊戯王)をやめてしまうような考えではないと実感いたしました。
だからこそ今回は最終的に『結婚はカードゲームの墓場なのか?』という問いに対して「ではない」と言い切って〆させていただきます。
最後に
最後まで読んで頂きありがとうございます。
今回は「結婚はカードゲームの墓場なのか?」という話をさせていただきました。
いつものコラム記事とは違いかなり真面目な記事となりました。
実はというとこのネタは結構前から温めていたネタでしたので良い機会で公開できたものかと思います。
改めてこのような機会を設けさせていただきました刺身様本当にありがとうございました。
今日の夜に投稿される記事は最近大阪に舞い戻ってきた『エクィテス』さん(@dragonetNATURE)です!
投稿される記事はこちらからご確認ください。
それではここまでルーシーがお送りいたしました!
それではまた次回!