どうもルーシーです。
遊戯王をやっている皆様ならご存じだと思いますが、遊戯王には様々なレアリティというものがあります。
遊戯王における歴史の中で20種類近くのレアリティが存在してきました。
元々はレア度(希少価値)を表す物でしたが、遊戯王においては加工の仕様でもあります。
さてそんなレアリティですがひと昔と違って、現在のレアリティの価値観が変わってきたように思えます。
ここからは私が思う、現在遊技王のレアリティ問題を書いていこうと思います。
1.遊戯王における高額レアリティは善か悪か
一部私の主観論ではありますが、ずばり『レアリティ問題』とは「20thシークレットレア」から始まったとされるコレクション性が非常に高く、同時に高額になりやすいカード群が善であるか悪であるかの論争です。
今回はこの『レアリティ問題』に焦点を当てていきたいと思います。
※希少価値の高いレアリティである「プリズマティックシークレットレア」
善の意見
当たり前ですが、まず第一に「かっこいい」ということですね!
いや冗談ではなくてまずTCGをやっている身分としては重要な要素だと思っています。
素直にかっこいいことって憧れを持ちますよね?
そしてその当たる確率が低いのであれば誰しも特別感が湧きます。
子供心ならこの特別感が重要で誰しも憧れがあると思います。
これは大人も同じで、その憧れは一つの購買欲につながります。
購買意欲が多いということはパックで剥かれることも必然的に高くなり、他のシングル価格が抑えられることにもつながりますね。
現に最近のカードはウルトラレア以下であればワンコインで買えることも少なくありません。
それもこれも希少性が高いレアリティカードが値段を吸っていることとそれに伴ってパックが多く剥かれることにありますね。
レアリティの差があったとしても使用する分には同じカードですから全く問題ありません。
むしろ揃えやすいことのメリットがあるので個人としては希少性が高いレアリティカードは嬉しい存在です。
悪の意見
善と悪は表裏一体。
ということでここからは問題点をば。
まあ第一印象として「売り方の印象」が悪いんですよね。
1箱買って当たるのならまだしも3箱買って当たるや1カートン買ってようやく1枚当たるかどうかってレベルならえげつない商売方法をしていると誰しも思ってしまいます。
もちろん向こうも商売しているわけですから、赤字では意味ありませんのでやることにたいしてはうなずけます。
でも納得するかは別問題ですよね?
子供相手ならそれも顕著で、納得する部分は少なくなるはずです。
まあ私はいい大人ですので理解はしていますけどね。
最近の「+1ボーナスパック」はさらにそれを顕著にしていてこのパックでは通常パックには収録されていない再録カードがプリズマティックシークレットレアで出ます。
しかしとても低確率のため超高額で取引もされたりします。(〇万の世界です)
結構問題なのはここからでして――
――売り切れが続出してるんですよね。
いやー、子供買えないですよ(笑)
子供って気分で動く部分も多いですから実際店に行ってみて買ってみたくなったってこと私の小さいころの経験としてあるんですが、これができないのがなかなか痛い。
しかも初回だけだから再販分にはこのパックはついていないのもなかなかシビアな世界です…。
まあでも先ほど言ったように大量にパックが向かれるため基本的には安くなるんでメリットもあるんですけどね。
2.商業面でのシークレットの扱われ方
そもそもなぜこのような売り方をするようになったのでしょうか?
あくまで推測になりますが解説していきます。
考えられる要因は2つあって1つ目が売り上げが下がったことによる業績回復目的、2つ目に購入層の変化による商業形態の安定ってところでしょうか。
リンク召喚導入時の大幅な売り上げの下落があったことでコナミはどうしても業績悪化を防がなければなりません。
そこで導入したのが「20thシークレットレア」だと思います。
20周年という節目ということもあり、この商法によってどうにか挽回したかったのだと思います。
当時としてはこの導入は間違いなく特別感があって嫌悪感も全体的に少なかった印象があります。
2つ目の安定はまあ上記に一部関係することですが、遊戯王という年齢層の全体的な上昇による購買方法の変化によって売れ方が変わってきました。
9期までは新規勢に優しくないゲームで完全に資産ゲーという感じで売り方もその方向が多かった気がします。
しかし10期からは新規勢にはレアリティに拘りがなければ安く組めて集めやすい。
でその落ち込んだ売り上げ分はコレクター性の高い希少性が高いレアリティカードで補うという方向に舵を切ったのだと思います。
まあ遊戯王を初期からやってる人たちの年齢は間違いなく大人ですからね。
「+1ボーナスパック」も初動で一気に買ってくれる大人が多いと踏んでの商売方法って気はします。
初版が絶対有利ならば発売日当日にバカ売れするのはTCG以外のコンテンツでも売れますから。
またyoutubeにおける遊戯王でも比較的年齢層が高いのもその表れでしょう。
ちょっと話が逸れますが最近の遊戯王は複雑な部分が多いと感じるのですがそういう面でも大人向けって感じがしますよね。
ですがそれをラッシュデュエルで補おうとしてる部分もそういう表れの一端な気がします。
ラッシュデュエルの方はコロナの影響で色々と苦戦している気はしますが、10期からの売り方は概成功していると個人的には思っています。
ひと昔と違って希少レアリティの排出量も全体から見れば多くなりましたしね。
初期の頃なんて字レアですらなかなか当たらないレベルですからね?(笑)
3.まとめ
ということで今回は「遊戯王におけるレアリティ問題」を解説させれいただきました。
素人目線且つ主観的要素もあるため間違っている部分もあると思いますが、概方向的には間違っていないと思います。
結局は希少レアリティという存在は必要な人は必要で揃えますし、いらない人は当たればラッキー程度の話になりますし。
別にレアリティに拘く使えればOKっていう層も多いはずですからね。
まあさすがに〇万の世界になってくるとちょっと話が変わってくると思いますが、私としても今の売り方に文句は特にありません。
本当に今の遊戯王って希少性が高いレアリティカードの存在で他が滅茶苦茶安いですからね。
シンクロ時代のDT出身のカードとか入手困難でほぼ必須級の効果持ちつつ、値段もぶっ飛んでるっていうのが一般的でしたので。
まあそんな老害的な意見は置いておいて…
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ここまでルーシーがお送りいたしました!
それではまた次回!